CKD(本社:愛知県小牧市)は11月21日、マレーシアのケダ州クリム・ハイテクパークで建設を進めていた新工場が竣工したと発表した。新工場の延床面積は約1万5,800㎡。投資額は約40億円。自動車や半導体製造装置など幅広い分野の製造ラインで使われる空気圧機器やバルブを生産する。稼働は2025年4月を予定。マレーシアを中心に、経済発展が進むアジア各地に製品を供給していく。
fujishima のすべての投稿
首都圏10月新築マンション平均価格40.7%高の9,239万円
近畿の新築マンション販売 10月単価12.3%高で過去最高
ホンダ 25年1月から全固体電池試験生産 量産20年代後半
ホンダ(本社:東京都港区)は11月21日、次世代電池の本命とされる「全固体電池」を2025年1月から試験的に生産すると発表した。同社は20日、栃木県さくら市の研究施設内に新設した試験設備を報道陣に公開した。航続距離はこれまでの電池の2倍に伸び、製造コストは25%削減できる見通しで、2020年代後半に販売する電気自動車(EV)への搭載を目指す。
全固体電池は電気を通す電解質、現在の主流のリチウムイオン電池で使われている液体から固体に切り替えた電池。大容量で小型化しやすく、EVなどの航続距離を伸ばせる。また、発火の危険性が低く、安全性も高いとされる。このため、自動車大手各社はEVの普及のカギを握るとみて、全固体電池の開発を競っている。