GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」を提供するゼロボード(本社:東京都港区)は9月19日、タイのエネルギーイノベーション・テクノロジー企業、INNOPOWER Company Limited(所在地:バンコク、以下、INNOPOWER)と9月8日、脱炭素化でパートナーシップの覚書を締結したと発表した。この協業を通じINNOPOWERの顧客企業がZeroboardを活用したGDG排出量の算定と可視化に取り組み、さらに排出量を削減するためのアクションまでを支援する。
INNOPOWERは、タイ国営の発電公社、Electricity Generating Authority of Thailand(EGAT)の子会社。
fujishima のすべての投稿
8月貿易赤字9,304億円 2カ月連続 赤字幅は66%縮小
大塚製薬 経口タイプの抗がん剤 ECから製造販売承認を取得
8月パソコン国内出荷台数12%減の43.8万台 5カ月連続の減少
ホンダ 東レとナイロン6樹脂の水平リサイクルの実証開始
スズキ マレーシア企業に二輪車部品の供給契約 24年前半から
中国の8月日本産水産物輸入70%減の約30億円にとどまる
塩野義コロナ治療薬 重症化リスクの患者にも抑制効果
塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は9月19日、同社の経口投与タイプの新型コロナウイルス治療薬「ゾコーバ」が重症化リスクの高い患者にも抑制効果があることを確認したと発表した。ゾコーバは軽症や中等症の患者向けの経口治療薬で、重症化リスクの高い患者への効果は示されていなかった。
今回行った臨床試験(治験)で、別の薬で十分な効果が得られなかった患者にゾコーバを投与したところ、67%の患者でウイルス量が基準値以下まで下がったという。ゾコーバを21人の患者に1日1回、5日間投与した結果、14人のウイルス量が基準値以下となり、6日目までにすべての患者の症状が改善し、重症化したり死亡したりした患者がいなかったとしている。
また、別の治験で息切れ、集中力や思考力の低下といったコロナ後遺症を1年以上にわたり抑える効果があることも確認したと発表した。