住友ベークライト 中国・蘇州市に封止材新工場 2022年10月3日アジア-産業fujishima 住友ベークライト(本社:東京都品川区)は9月29日、中国江蘇省蘇州市・蘇州工業園区に半導体封止材の新工場を設置すると発表した。投資額は約66億円を予定。今回の工場の新設で同社の中国国内の封止材の生産能力を3割増やす。新工場は2024年度初めから生産開始の予定。
トヨタ 10月国内生産 工場稼働停止で2.5万台減に 2022年10月3日アジア-産業fujishima トヨタ自動車は9月30日、10月の国内工場の操業について、半導体不足の影響により、全14工場28ラインのうち、5工場5ラインで一部稼働停止となる見込みで、これにより2万5,000台の減産になると発表した。 半導体の供給不足による世界生産への影響台数は約5万台(うち国内2万5,000台、海外2万5,000台)となり、10月の世界生産台数は75万台となる見込み。なお、通期生産見込みの約970万台は変えない。
ニッパツ マレーシアでの電動車用製品の能力増強 2022年10月3日アジア-産業fujishima ばね大手のニッパツ(日本発条、本社:横浜市)は9月29日、マレーシア拠点における自動車電動化のキーパーツ製品の生産能力を増強すると発表した。投資総額は約50億円。今後の後工程設備投資も合わせた計画は約80億円。新工場棟、設備の竣工は2023年12月の予定。 マレーシア・スレンバンで同社の拠点、NHKマニュファクチャリング(マレーシア)で、今後大きな市場の伸びが期待される、自動車電動化などに使われる金属基板の生産能力を増強する。
三菱重工 電力4社と新型原子炉開発 30年代実用化へ 2022年10月3日アジア-産業, 新技術・新開発fujishima 三菱重工業(本社:東京都千代田区)は9月29日、関西電力など電力大手4社と協力して新型原子炉、革新軽水炉「SRZ-1200」の開発を進めると発表した。新型は加圧水型軽水炉(PWR)で、既存の原発技術を改良し、次世代原子力発電所の中では実用化に最も近いとされる。自然災害やテロへの対策を強化し、2030年代半ばの実用化を目指す。電力4社は関西電力のほか、北海道電力、四国電力、九州電力。
三菱重工 インドネシアITBとアンモニア発電でR&D 2022年10月2日アジア-産業fujishima 三菱重工業(本社:東京都千代田区)は9月28日、インドネシア国立バンドン工科大学(略称:ITB)と、ガスタービンによるアンモニア発電について共同で研究開発(R&D)していくことで合意し、このほど契約書に調印したと発表した。将来的にH−25形ガスタービンでの実証を通じ、インドネシアにおけるアンモニア発電の実現化につなげる。 同社は、ITBとは2020年に次世代クリーンエネルギー技術および発電所のビッグデータ解析などをテーマとする産学共同MOU(覚書)に調印。2022年2月にこのMOUを5年間延長することで合意していた。
シャボン玉石けん 生活排水で実証実験 環境に優しい 2022年10月2日アジア-産業fujishima 無添加石けんのシャボン玉石けん(本社:福岡県北九州市)は9月29日、福岡県宗像市地島(じのしま)で2021年9月から3カ月間にわたって実施した、洗浄剤の違いによる生活排水の環境および生物に対する影響に関する実証実験プロジェクトの結果を発表した。 同プロジェクトは「未来の海を守る島まるごと無添加石けん生活」をテーマに、2021年9月1日〜11月30日の3カ月間実施した。 洗浄水を化学洗剤から石けんに切り替えたことで、①下水処理場内の微生物が豊かになること②水中の有機物(汚れ)を低減させること③生態系に影響を与える可能性がある物質の排出量が減ること−などが分かった。
8月の求人倍率1.32倍 8カ月連続上昇, 失業率2.5% 2022年10月2日アジア-社会, 介護, 転職fujishima 厚生労働省が9月30日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で、前月に比べて0.03ポイント上昇した。8カ月連続で前月を上回った。持ち直しの傾向が続くものの、新型コロナウイルス流行前の水準には届いていない。 一方、総務省が同日発表した8月の完全失業率は2.5%で、前月比0.1ポイント低下し、4カ月ぶりに改善した。 景気の先行指標とされる8月の新規求人数は83万8,699人で、前年同月比15.1%増えた。宿泊・飲食サービスが51.1%増加した。生活関連サービス・娯楽も28.9%増となった。
F&LC 中国・深セン市に9/15「スシロー」1号店 2022年10月2日アジア-産業fujishima フード&ライフカンパニーズ(本社:大阪府吹田市)は9月28日、中国広東省深セン市に9月15日に深セン1号店として「スシロー卓悦中心店」をオープンしたと発表した。席数は225席。年内に同市に深セン2号店の出店を予定している。 同社は2021年9月に中国本土に初進出、広州市に1号店「スシロー東方宝泰店」をオープン。この1年で8店舗まで店舗を拡大している。中期経営計画の最終年度の2024年度末には、中国本土に40店舗以上の出店を目標としている。
東京ガスと九電 ベトナムの火力発電開発で覚書 2022年10月2日アジア-産業fujishima 東京ガスと九州電力グループのキューデン・インターナショナルは9月26日、ベトナムのチュオン・タイン・ベトナム・グループ(TTVN)との間で、北部タイビン省のタイビン液化天然ガス(LNG)火力発電事業の共同開発・投資で覚書を締結したと発表した。
トランスコスモス インドネシア・スマランにセンター 2022年10月2日アジア-産業fujishima ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)大手のトランスコスモス(本社:東京都豊島区)は9月27日、インドネシアの中ジャワ州スマランにオペレーションセンター「スマラン第2センター」を解説したと発表した。