東海カーボン(本社:東京都港区)は9月5日、タイの連結子会社Thai Tokai Carbon Product Co.,Ltd.(以下、TCP社、本社:バンコク、工場:シラチャ)が新工場を建設し、現工場を移転すると発表した。2023年7月に着工、2025年4月竣工予定。建設予定額は99億バーツ(約346億円)。
TCP社は、自動車用タイヤ等ゴム製品の補強材として使用されるカーボンブラックの製造・販売を手掛けている。
新工場はラヨーン県に敷地面積20万2,458㎡を確保、生産能力は現工場と同じ年産18万トンからスタートするが、最新鋭の設備を導入することで環境負荷を軽減しつつ、生産性の向上と品質の改善を目指す。
現工場敷地は創業当初より長期リース契約によるものだったが、自社所有の土地を確保し移転することで、サステナブルな供給体制の確立を図る。
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ホンダ 東風汽車・広汽集団とEV電池調達で合弁
ホンダ(本社:東京都港区)は9月7日、中国現地法人、本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京市)が、中国の東風汽車集団股份有限公司(以下、東風汽車集団)、広州汽車集団股份有限公司(以下、広汽集団)と共同で、電気自動車(EV)用バッテリーの調達を手掛ける合弁会社「衆鋭(北京)貿易服務有限公司」(所在地:北京市)を2022年9月末に設立すると発表した。EV電池合弁会社への出資比率は本田技研工業(中国)投資有限公司50%、東風汽車集団および広汽集団各25%。
また、本田技研工業(中国)投資有限公司と●徳時代新能源科技股份有限公司(以下、CATL)は今後の電動化の加速を支えるバッテリーの安定調達体制の確立を目指し、パートナーシップを一層強化する覚書を締結した。