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スズキ インドで新型「アルト」,シリーズ累計700万台達成

スズキは8月18日、インド子会社マルチ・スズキ・インディア社が新型「アルト」を発売したと発表した。インドでのハッチバックのラインアップを強化する。初めて車を購入する方や、家族のために2台目の購入を検討している顧客に、経済的で品質の高い車を提供する。
アルトシリーズは、1983年に生産開始したマルチ・スズキ社の第一号車「マルチ800」を原点として進化を続けており、2022年7月末でのインド国内におけるシリーズ累計販売台数は700万台を達成している。

7月コンビニ既存店売上高2.9%増 5カ月連続増加

日本フランチャイズチェーン協会(本部所在地:東京都港区)のまとめによると、7月のコンビニエンスストアの既存店売上高は前年同月比2.9%増の9,543億円だった。増加は5カ月連続。既存店の来店客数は0.4%増の13億4,057万人と3カ月連続のプラスだった。行動制限が緩和されたことに加え、梅雨明けが例年より大幅に早かったことも寄与した。

JR西日本 23年4月から10円値上げ バリアフリー化へ

JR西日本(本社:大阪市北区)は8月19日、京阪神を中心に駅のバリアフリー化を進めるため、2023年4月から大阪環状線、京都線、神戸線、阪和線、大和路線など主要な路線で乗車運賃を10円値上げすると発表した。通勤定期は6カ月間で1,800円の値上げとなる。通学定期は対象外。
今回の値上げにより、JR西日本では年間で最大73億円の増収を見込み、この資金をもとに2032年度までに対象エリアにある211駅すべてのホームドアや、利用者が落下した際に異常を検知するシステムなどを導入するとしている。
この運賃値上げは国のバリアフリー料金制度を活用したもので、関西では大手私鉄各社が、すでに2023年4月から同様の値上げを発表している。

帝人フロンティア 中古衣料品のリサイクルへ取り組み

帝人フロンティア(本社:大阪市北区)は8月18日、中古衣料品のリユースおよびリサイクル事業を展開するファイバーシーディーエム(本社:大阪府泉南市)と共同で、古着の回収および選別と、廃棄衣料品の効率的なリサイクルによる、サーキュラー(循環)システム構築に向けた取り組みを開始すると発表した。
この取り組みはファイバーシーディーエムが持つ国内外の古着の幅広い回収ネットワークと、リユースおよびリサイクルのための選別技術と知見に加え、帝人フロンティアが長年培ってきたポリエステルのリサイクル技術を活用し、廃棄衣料品から再生ポリエステル原料をつくり出すリサイクルシステム構築を目指すもの。
2022年秋からファイバーシーディーエムが小売店などに衣料品の回収BOXを提供、改修プロジェクトを開始。2025年までに廃棄衣料品の選別と、その廃棄衣料品から再生ポリエステル原料生産への技術確立を目指す。
国内では年間約50万トンの衣料品がごみとして出されているが、そのうち再資源化されているのはわずか約5%の2万4,000トンのみで、ほとんどが焼却・埋め立て処理されている。

ファミレス コロナ前比累計1,000店減少 閉店加速

帝国データバンクのファミリーレストラン運営主要16社を対象にした調査によると、コロナで苦境に転じたファミレス大手は、大規模な改革を進めていることが分かった。この結果、上場する外食チェーン16社のファミレス業態の店舗数は2022年6月時点で8,420店で、コロナ前の2019年12月期に比べ810店、約9%減少した。さらにその後、都心部を中心に店舗再編の動きもあり、減少ペースが再び加速。今年度末(2023年3月期)の店舗数は8,000店前後にとどまり、コロナ前から累計で1,000店舗超の減少となる可能性が高いとしている。
ファミレス大手が現在進めているのは①から揚げやカフェなど専門性の高いブランドげのリブランド②テイクアウトやデリバリーサービスの拡充による人件費の削減③不採算店の大量閉鎖−など。

中国EV大手BYD日本法人 25年までに100店舗開設

中国の電気自動車(EV)大手、比亜●(BYD)の日本法人(所在地:横浜市)は、日本市場での販売網を強化、2025年までにEVの販売店を100店舗開設する。同社の劉学亮社長が明らかにした。同社は、これまで先行販売展開している商用車、EVバスに加え、7月に日本の乗用車市場に本格的に進出する考えを示していた。

横浜ゴム インド新工場でオフハイウェイタイヤの生産開始

横浜ゴム(本社:東京都港区)は8月18日、農業機械用タイヤなどオフハイウェイタイヤの生産販売子会社、Yokohama Off-highway Tires(以下、YOHT)の生産能力増強のため、インド・アンドラプラデシュ州で建設を進めていたVisakhapatnam(ヴィシャカパトナム)工場で生産を開始したと発表した。同工場の生産能力は日量132トン(ゴム量)。敷地面積約39万㎡。
これに先立ち16日に、アンドラプラデシュ州のジャガン・モハン・レディ首相、多賀政幸在チェンナイ日本国総領事らを招き開所式を執り行った。
YOHTは現在、インドでグジャラート州のダヘジ工場とタミルナドゥ州のティルネルヴェリ工場を保有。主力ブランドのALLIANCE(アライアンス)、GALAXY(ギャラクシー)、
PRIMEX(プライメクス)の農業機械、建設車両、産業車両、林業機械用タイヤなどを生産販売している。

転職求人倍率 7月1.98倍に上昇 外食などで採用増

パーソルキャリア(所在地:東京都千代田区)が8月18日発表した7月の中途採用(転職)求人倍率は、前月比0.07ポイント高い1.98倍だった。”ウィズコロナ”の時代を見据え、リスタートする外食やホテル各社が人材確保に動いている。ただ、転職希望者数は減り、求人倍率が上昇している。
同社の転職サービス『doda(デューダ)』に登録する求人数を転職希望者数で割って算出した。求人数は前月比1%増えた一方、転職希望者数は2.6%減となった。
求人数を業種別にみると、「レジャー・外食」が前月比6.3%増となり、全13業種の中で最も高い伸び率だった。

JAL 北京発成田行きの旅客便9/11に再開 2年半ぶり

日本航空(JAL)は8月19日、運航を厳しく制限していた中国当局が許可したため、北京発成田行きの旅客便の運航を9月11日に再開すると発表した。およそ2年半ぶりの再開となる。米ボーイングの中型機「787」を使用し、当面は毎週日曜に運航する。
新型コロナウイルスの感染防止対策上、往路の成田発北京行きは貨物専用便として運航する。許可が出れば旅客便の運航も再開する。
全日本空輸(ANA)は7月11日から北京発成田行きの運航を週1便体制で再開している。

7月の派遣時給 事務系2.4%高 IT3.3%高で最高更新

人材サービス大手エン・ジャパンのまとめによると、人材派遣市場で事務系の時給が上昇している。7月の平均時給は前年同月比2.4%高となっており、2カ月連続で過去最高を更新した。新型コロナウイルス禍からの業務正常化に向けた求人が伸びた。
また、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速を受けて、IT系も3.3%高となり過去最高を更新している。
エン・ジャパンが8月17日発表した7月の募集時平均時給は、3大都市圏(関東・東海・関西)の全職種平均で前年同月比3円(0.2%)高い1,628円。6カ月連続で全7職種で前年同月を上回った。