パナソニックホールディングス(HD)は2月27日、新たな経営体制を発表した。津賀一宏会長(68)が会長職を退き、津賀氏を含めて半数近い取締役が6月23日付で退任する。同社は来年度以降、大幅な組織再編に踏み切る方針を打ち出しており、楠見雄規社長(60)の下で経営陣の若返りを図り、構造改革を推進する。
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関西鉄道7社がQR乗車券導入へ取り組み 万博の利便性向上
大阪・関西万博での外国人客の移動の際の利便性を高めようと、関西の鉄道7社がQRコードを活用したデジタル乗車券を発売することを明らかにした。この取り組みを進めているのは、先行させたJR西日本と大阪メトロ、そして阪急、阪神、京阪、南海、近鉄の鉄道7社。
JR西日本と大阪メトロ1月から10月までの間、専用のアプリを使ってクレジットカードで決済すると、大阪市内を中心に対象となる駅でQRコードを専用の器械にかざせば自由に乗り降りできるデジタル乗車券を発売している。阪急、阪神、京阪、南海、近鉄の私鉄5社は2月27日から1カ月限定で新しい共通のデジタル乗車券の利用を始める。1日乗車券は1人、税込み3,000円で大阪、京都、奈良、神戸などの駅で自由に乗り降りできる。
これに先立ち、大阪メトロとJR大阪環状線が接続する森ノ宮駅で2月26日、QRコードを使って関係者が乗り降りする催しが行われた。
24年医療機関倒産64件 過去20年で最多 休廃業・解散598件
東京商工リサーチのまとめによると、2024年の病院、クリニック(診療所)、歯科医院などの医療機関の倒産は前年比56.0%増の64件で、過去20年の最多を更新した。また、休廃業・解散は14.1%増の598件に上り、2016年(663件)、2017年(617件)に次ぐ3番目の水準だった。この結果、倒産と休廃業・解散の合計は前年比17.1%増の662件に達し、過去20年で2番目の高水準となっている。
倒産は、クリニック、歯科医院が件数を押し上げたが、ベッド数20床以上の病院も前年比3.5倍と大幅に増えた。休廃業・解散は、クリニックが60.3%、歯科医院が23,0%を占め、小規模な医療機関の閉院が加速している。
ANA 3社から旅客機77機導入, 計2.1兆円規模, 過去最多
ANAホールディングス(HD)は2月25日、2028年〜2033年度に米国ボーイング社、欧州エアバス社、ブラジルエンブラエル社から計77機の旅客機を新たに導入すると発表した。同社が一度に発注する機材数としては過去最多。この総額は各社のカタログ価格で計2兆1,580億円に上る。
77機のうち、ボーイング「787−9」18機を全日本空輸の国際線に投入する。2030年度時点で全日空の国際線事業規模を現在の約1.5倍に拡大させる。エンブラエルの新型小型機「E190-E2」20機を全日空の国内線に投入する。国内線は需要減少呼応、機材の小型化で機動的な運用を図る。ANAHDの機材数は2023年度時点で278機。