住友重機械 太陽電池用電子輸送層の成膜技術を開発 2025年8月22日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima 住友重機械工業(本社:東京都品川区)は8月18日、次世代の太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池に欠かせない「電子輸送層」と呼ばれる極薄の膜を安価な材料を用いて環境負荷の少ないプロセスで形成する新規技術の開発に成功したと発表した。 同社独自技術の「反応性プラズマ蒸着法(RPD法)」を用いることで、ペロブスカイト太陽電池の電子輸送層に適する酸化スズ(SnO2)のみの膜を形成する新技術の開発に成功した。
台湾 鴻海 ソフトバンクGと合弁 米でAI設備生産 2025年8月20日つなぐ, アジア-産業fujishima 台湾の鴻海精密工業の劉揚偉会長は8月18日、ソフトバンクグループと折半出資による合弁会社を設立し、米国オハイオ州でAI(人工知能)のデータセンターの設備を生産すると発表した。 また、劉会長は今後4年間で5,000億ドル、日本円で73兆円余を投資する計画を明らかにした。
エーザイ 不眠症治療薬「デエビゴ」中国で発売 2025年8月19日つなぐ, アジア-産業fujishima エーザイ(本社:東京都文京区)は8月18日、同社創製の不眠症治療薬「デエビゴ(R)」(一般名:レンボレキサント)を中国で発売すると発表した。入眠困難、睡眠維持困難のいずれか、またはこの両方の患者が対象。2025年5月に中国国家薬品監督管理局(NMPA)より承認を取得した。 中国では初めての不眠症治療薬となる。同国の不眠症患者は1億7,000万人に上るとされ、大きな需要が見込まれる。
伊藤忠, セブン銀行 資本業務提携協議開始を発表 2025年8月19日つなぐ, アジア-産業fujishima 伊藤忠商事(本社:東京都港区)とセブン銀行(本社:東京都千代田区)は8月18日、幅広い分野での協業を含めた資本業務提携協議を開始すると発表した。出資比率などの詳細は今後協議する。両社は9〜10月ごろの妥結を目指して協議を進める見通し。伊藤忠子会社のファミリーマートのATMを軸にセブン銀行と連携するとみられる。 セブン銀行は、セブン‐イレブンをはじめ、商業施設、、観光地、空港、駅など日本全国に28,000台以上のATMを展開している。
中国恒大集団が8/25 香港証券取引所上場廃止 2025年8月14日つなぐ, アジア-産業fujishima 経営再建中の中国不動産企業大手、恒大集団は8月12日、香港証券取引所の上場を25日に廃止になると発表した。同取引所は2024年1月、香港の裁判所から清算命令を受けて以降、適切な業務運営ができていないことから、恒大の株式を売買停止とし以後、取引は行われていなかった。 同取引所は8日、恒大が株式取引の再開の条件を満たしていないため、上場資格の取り消しを決定したと恒大側に通知していた。
量研などフレイル予防へ”遅筋”培養筋肉作製に成功 2025年8月14日つなぐ, 新技術・新開発fujishima 量子科学技術研究開発機構と都立大などは8月8日、筋肉の衰え(フレイル)予防に向け、日常動作や時給的活動に重要な”遅筋”培養筋肉の作製に成功したと発表した。これにより、薬剤や治療法の研究開発を加速し、健康長寿社会の実現に貢献していく。 遅筋が衰えると、姿勢の維持や長時間の活動が難しくなり、生活の質(QOL)が低下する。また、スポーツや転倒による遅筋の損傷も自立した生活を困難にする。
人気の抹茶市場に中国が販売攻勢へ 量産体制整備 2025年8月12日つなぐ, アジア-産業fujishima 世界での日本茶人気の中、中国が内陸部の茶どころ、貴州省銅仁市が抹茶を地域ブランドとして打ち出し、量産体制を整備。品薄が伝えられる日本はじめ、欧米などの市場に攻勢をかける。 貴州省銅仁市政府は、抹茶の原料となる「てん茶」を2025年内に1,750トン以上、2026年に2,200トン以上生産する目標を掲げている。農林水産省によると、2023年の日本全国のてん茶生産量は4,176トンだ。銅仁市の計画が達成されれば、一気に日本の半分の規模となる。
東京都 次世代型ペロブスカイト愛称「Airソーラー」 2025年8月12日つなぐ, アジア-産業fujishima 東京都は8月8日、薄くて曲がる次世代型のペロブスカイト太陽電池の愛称を「Airソーラー」に決定したと発表した。都は親しみやすい名前で普及につなげようと、7月にネーミング選挙を銘打って広く投票を呼びかけていた。総投票数は1万5,005票で、「Airソーラー」は4,388票を集めトップだった。 名称は「どこでも(Anywhere)」「革新的な(Innovative)」「再生可能エネルギー(Renewable energy)」の頭文字を取った。空気のようにあらゆる場所に設置されることも表している。
大成建設 東洋建設をTOBで買収へ 完全子会社化 2025年8月12日つなぐ, アジア-産業fujishima 大手ゼネコンの大成建設は8月8日、海洋土木分野に強みを持つ中堅ゼネコンの東洋建設をTOB(株式公開買い付け)などを通じて買収すると発表した。買収総額は1,600億円規模になる見込み。すべての株式を取得し、年内に完全子会社化を目指すとしている。東洋建設を傘下に収めることで、売上高は2兆3,000億円規模になり、業界2位の大林組に迫ることになる。 建設業界は幅広い工種が強みのゼネコンと、港湾など専門性の高いマリコンが工事領域をすみ分けしており、今回は業界のタテ割り構造を崩す再編となる。
大阪メトロ 大阪港で9月「空飛ぶクルマ」飛行見学会 2025年8月11日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima 大阪メトロは8月7日、「空飛ぶクルマ」のデモ飛行見学会を9月15日から大阪港のポート(発着場)で開催すると発表した。見学会は7日間にわたって1日2回開催し、募集人員は各回先着100人。 スカイドライブ(本社:愛知県豊田市)が開発した、3人乗りの機体「SKYDRIVE」が会場周辺を数分間飛行する。大阪メトロとスカイオドライブは、2028年をめどに大阪市東部の森之宮エリアで空飛ぶクルマの乗車サービスを始める計画。