神戸市や神戸空港の運営会社、関西エアポートは、神戸空港の敷地内にペロブスカイト太陽電池を設置し、このほど実証実験を開始した。再生可能エネルギー活用推進の一環で、神戸空港の一般の人の立ち入りが制限される区域内緑地帯に、1m四方の太陽電池50枚が設置されている。
実証実験は2026年3月末まで行われる予定。この間、①発電効率のほか、強風でも安全に運用できるか②管制塔や航空機の運転席への反射の影響など、空港の機能を維持しながら導入が可能かどうかーーを検討する。
神戸市は、空港の制限区域内へのペロブスカイト太陽電池の設置は、全国で初めて初めてだとしている。
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手術支援ロボ「ダビンチ5」大阪などの病院で国内初手術
手術支援ロボット「ダビンチ」の最新モデル「ダビンチ5」が日本に導入され7月22日、大阪の病院などで国内で初めての手術が行われた。
米国企業が手掛けるダビンチは、医師がモニターで映像を確認しながら、アームの先端についた”かんし”やメスなどを使って、患部を切除する医療機器。人間の手首以上の複雑な動きや、手ぶれの補正ができるのが特徴で、世界71カ国で使われている。
ダビンチ5は、10年前の機種と比べ、映像の解像度がおよそ4倍高くなったほか、器具で押し引きする感覚がセンサーを通じて医師の手にも伝わる機能などが追加されている。その結果、よりきめ細かい手術などが可能となり、患者の負担軽減につながることが期待されている。
22日は、大阪・天王寺区の大阪警察病院でダビンチ5による、70代の女性の直腸がん患者の手術が行われた。このほか同日、埼玉県、神奈川県でもダビンチ5を使った手術が実施された。