回転すし大手のくら寿司(本社:大阪府堺市)は7月2日、中国本土の全3店舗を年内に閉店することを明らかにした。2023年6月に出店した中国本土1号店、上海市の「上海龍之夢中山公園店」は2025年6月30日に閉店。残りの2店舗も年内で閉店を見込む。ただ、現地法人は存続し、出店計画を再検討する方針を示した。
中国本土では同業のフード&ライフカンパニーズの「スシロー」やゼンショーホールディングスの「はま寿司」が先行しており、本土進出で後発のくら寿司は、知名度不足から集客に苦戦していた。
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観光庁 宿泊予約「アゴダ」に業務改善命令 トラブル頻発で
観光庁がオンライン宿泊予約サイト「Agoda(アゴダ)」を運営する日本法人に対し、旅行者との間で予約した部屋が確保されていないなどのトラブルが頻発し、3月に業務改善命令を要請していたことが6月23日、分かった。
これを受け、アゴダは4月に観光庁に対策を示したが、6月以降もトラブルはなくなっていないという。このまま抜本的な改善がみられなければ行政処分に発展する可能性もある。
トラブルは宿泊料を支払って予約したインバウンド(訪日客)などがホテル、旅館に着いて初めて部屋が確保されていないことに気付くケースが多い。このほか、予約日や部屋のタイプなどの宿泊情報がホテルが販売したものと異なるケースが判明している。