「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

築地市場 83年の歴史に幕 10/11豊洲市場が開場

築地市場 83年の歴史に幕 10/11豊洲市場が開場

東京・築地市場が、豊洲市場への移転に伴って10月6日正午に営業を終え、83年の歴史に幕を閉じた。小池百合子・東京都知事の判断により、当初の予定より2年遅れとなった。
築地市場は広く知られ、その長い歴史に育まれ、培われ、蓄えられたノウハウやブランド力はもとより、近年は欧米や東南アジアからの訪日外国人旅行客の観光名所の一つとなっていた。
10日まで、かつてない大規模な引っ越し作業が行われ、11日に新生、豊洲市場が開場する。

スラウェシ島地震犠牲者1558人 数千人に達する恐れ

スラウェシ島地震犠牲者1558人 数千人に達する恐れ

インドネシアスラウェシ島地震および津波による犠牲者が増え続けており、一部の報道で1558人に上った。同国の国家防災庁によると、まだ1000人以上が行方不明になっている可能性があるという。被害の全容はまだ把握できておらず、犠牲者は最終的に「数千人に達する」(カラ副大統領)恐れがあるという。できるだけ早い、国際緊急援助隊による重機を使った本格的な捜索・救護活動が待たれる。

脱税で中国女優・范(ファン)さんに146億円支払い命令

脱税で中国女優・范(ファン)さんに146億円支払い命令

中国の国営新華社通信によると、米国ハリウッドでも活躍している中国の著名女優、ファン(范)ビンビンさん(37)に対し、中国の税務当局は10月3日、ファンさんと事務所の巨額の脱税を認定し、追徴課税や滞納金、罰金を合わせて8億8000万元(約146億円)余りの支払いを命じたことを明らかにした。ファンさんは脱税容疑が浮上して6月以降、消息が途絶えて様々な憶測が流れていた。

スラウェシ島地震の犠牲者1407人に 避難者7万人超

スラウェシ島地震の犠牲者1407人に 避難者7万人超

インドネシア国家防災庁は10月3日、スラウェシ島を襲った地震と津波による犠牲者は1407人に達したと発表した。このほか負傷者2549人、行方不明者113人、避難者は7万人を超えているという。
被災地では食料や水などの救援物資の供給が遅れていて、警察も倒壊したスーパーから被災者らが生活物資を略奪するのを放置している状況で、被災者らの不安や苛立ちが募っている。
またガソリン不足で、全壊・半壊建物はじめ液状化や地滑り、そして津波による漂流物に覆われた被災地の復旧作業にかかれず、現場は被災時のまま手つかずの状態に置かれているところが少なくない。

世界で11億人が冷房ない生活、深刻な影響 国連が報告書

世界で11億人が冷房ない生活、深刻な影響 国連が報告書

国連はこのほど、世界で11億人がエアコンなど冷房設備のない生活を強いられており、地球温暖化の進行に伴い熱波など頻発する異常気象で亡くなる人が増えるとした、深刻な影響が予想されるとの報告書をまとめた。報告書は、冷房は人命を守るほか、医薬品の安全な保管にも役立つと指摘している。

スラウェシ島北部スラウェシ州ソプタン山が噴火

スラウェシ島北部スラウェシ州ソプタン山が噴火

インドネシア国家防災庁は10月3日、スラウェシ島北部スラウェシ州にある火山、ソプタン山が現地時間の3日午前8時47分に噴火したと発表した。噴煙は、高さおよそ4000㍍まで上がったという。
ソプタン山は9月28日に地震と津波に襲われた中部スラウェシ州の州都パルから東北東におよそ600㌔㍍の距離にある。

「国慶節」始まり、関空に大勢の中国人旅行客

「国慶節」始まり、関空に大勢の中国人旅行客

10月1日から「国慶節」の大型連休(10/1~7日)が始まった中国から、復旧中の関西空港に大勢の旅行客が到着。2日昼過ぎ、上海や香港などからの便が次々に到着し、大勢の旅行客が降り立ち、台風21号の被災前の賑わいを取り戻しつつある。
中国最大手の旅行予約サイトによると、今年の10月1~7日までの国慶節の連休期間中に過去最高の700万人近くが海外旅行する見通しだ。このうち、台風や地震発生の情報があったにもかかわらず、日本は最も人気の高い渡航先だと伝えている。

スラウェシ島地震の犠牲者急増し1234人に

スラウェシ島地震の犠牲者急増し1234人に

インドネシア国家防災庁は10月2日、スラウェシ島を襲った地震と津波による犠牲者が1234人に達したと発表した。犠牲者の数は9月28日の地震と津波の発生から、2日後の30日時点では844人まで伝えられていたが、一気に増えた。
大きな被害を受けた同島のパルとドンガラでは高さ3㍍の津波が観測されたほか、至るところに液状化や地滑りが発生し、甚大な被害が広い範囲に及んでいるという。

ノーベル医学・生理学賞に本庶佑・京大特別教授

ノーベル医学・生理学賞に本庶佑・京大特別教授

今年のノーベル医学・生理学賞の受賞者に京都大学特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく、76歳)氏が選ばれた。免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質を発見し、がんに対して免疫が働くようにする新たな治療薬の開発などに貢献したもの。
日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて26人目で、医学・生理学賞では2016年の大隅良典氏に続いて5人目となる。
本庶氏は免疫をつかさどる細胞にある「PD-1」という新たな物質を発見し、その後、体の中で免疫が働くのを抑えるブレーキの役割を果たしていることを突き止めた。この発見によって再び免疫が働くようにして、人の体が本来持っている免疫でがん細胞を攻撃させる新しいタイプの治療薬「オプジーボ」という薬の開発につながったという。この薬はがんの免疫療法を医療として確立した。

インドネシア地震 犠牲者1200人超えか

インドネシア地震 犠牲者1200人超えか

インドネシアのスラウェシ島で9月28日発生した地震と津波による犠牲者が1200人超えに達する恐れが出てきた。
政府では9月30日現在832人の死者を確認しているが、10月1日時点でなお数十人ががれきの下に埋もれているとの情報もある。また、一部のメディアはインドネシア国家防災庁の情報として1200人超えに上ると伝えている。
被災地では水や食料品など生活物資が不足し、スーパーや商店などへの略奪行為が相次いでいるという。