京都大iPS細胞研究財団(山中伸弥理事長)は3月18日、大阪市北区の最先端医療の国際拠点「中之島クロス」内に開設した患者本人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を全自動培養装置で作製する施設を報道陣に公開した。同施設で細胞作製に関する国の許可を近く取得する見込みで、高品質の医療用iPS細胞の作製を始める。
延床面積約1,400㎡の同施設は、総工費約15億円を投じて整備された。ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長からの寄付を基に整備され、「Yanai my iPS製作所」と命名された。
「新技術・新開発」カテゴリーアーカイブ
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ロボット工学 石黒教授の万博パビリオン 最新ロボ初公開
大阪・関西万博でプロデューサーを務めるロボット工学の第一人者、大阪大学の石黒浩教授のパビリオン内覧会が2月19日行われ、最新型のロボットが初めて報道陣に公開された。今回公開されたのは、同パビリオンを訪れた人たちの案内役などを務める3種類のロボット。ロボットは木や石などが使われているのが特徴で、未来の社会ではより自然を感じながら、豊かな生活を送っていくというメッセージが込められている。
このほか、展示が予定されている、見た目や動きが人間により近い、5体のアンドロイドも公開され、遠隔操作で視線を左右に動かしたり「、お辞儀をしたりする動作も行っていた。
石黒教授のパビリオンではこうしたアンドロイドおよそ20体を展示。アンドロイドと共生する社会体験をしてもらうことで、科学技術によって広がる命の未来について考えてもらいたいとしている。
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大林組 ホイールローダ用後付け自動運転装置開発 機種選ばず
大林組(本社:東京都港区)は2月18日、ホイールローダ用の後付け自動運転装置を開発し、グループ会社で実証実験を行い作業の自動運転を実現したと発表した。大林神栖バイオマス発電(本社:茨城県神栖市)が運営する大林神栖バイオマス発電所(所在地:茨城県神栖市、発電容量:51.5MW)で実証実験を行い、燃料運搬作業の自動運転を実現した。
今回開発したホイールローダ用自動運転装置は、自動運転システム、3D-LiDARや傾斜計などの各種センサー、自動運転制御盤、レバー制御装置で構成される。すくい込み、運搬、積み込み、投入など自動運転に必要な作業設定は、遠隔で安全な場所から行える。同装置はホイールローダのメーカーや機種を選ばず後付けが可能で、動作設定も作業員の熟練度に関係なく簡単に設定が可能という。