幸和製作所(本社:大阪府堺市)は6月4日、韓国から同社の主力製品シルバーカーに3万台の発注があったと発表した。納期は2019年7月末まで。韓国ではすでに日本の介護保険制度に相当する老人長期療養制度が導入されており、シルバーカーもその保険対象となっている。先にシルバーカーがISO(国際標準化機構)から認証を受け、福祉用具のカテゴリーの一つとして国際的に認められたことも追い風になっているとみられる。
「介護」カテゴリーアーカイブ
幸和製作所 シルバーカーが歩行補助具としてISO規格認証を取得
神戸に来日外国人支援する交流施設オープン
店舗流通ネット ベトナム・ドンド大学に在留資格取得のトレセン設立
日本の大学卒留学生の就労拡大へ告示改正 出入国在留管理庁
介護「特定技能」84人が合格、合格率74.3%
「特定技能」試験 外食業の合格者347人、合格率75.4%
ワタミとITグローバル 外国人材受け入れ・育成支援で新会社
ワタミとITグローバル 外国人材受け入れ・育成支援で新会社
ワタミ(本社:東京都大田区)は5月15日、ITbookホールディングス傘下のITグローバルと合弁で、日本における外国人労働者の受け入れ並びに人材育成を支援する新会社を設立すると発表した。
出国前教育、実習・就労支援および帰国後支援など総合的に外国人労働者のフォローを行い、企業と外国人労働者のWIN-WINの関係を構築することで事業拡大できると判断。グローバル人材事業を強化しているITグローバルとの合弁事業とすることを決めた。
今後の海外各国での事業展開を見据え、各国の人材送り出し機関、日本語学校の運営管理を行う持株会社をシンガポールに設立するとともに、登録支援機関、外国人向けの総合人材サービスを提供する会社を日本に設立する予定。
なお、合弁事業による最初の人材送り出し地域をカンボジアとして、事業展開を計画している。
ベトナム人技能実習生、雇用先企業と和解 京都地裁
ベトナム人技能実習生、雇用先企業と和解 京都地裁
ベトナム人技能実習生の女性(39)が、雇用先の京都府福知山市の縫製加工会社に、最低賃金未満で長時間働かされたとして、未払い賃金250万円と慰謝料など110万円を求めていた労働審判の和解が5月10日、京都地裁で成立した。
ただ、和解条項に守秘義務が盛り込まれており、和解内容は明らかにならなかった。審判の申立書などによると、この女性の基本給は6万円で、およそ1日約5時間、時給400円で残業させられていた。また、会社側はパスポートを取り上げ、貯金を強制して通帳を預かっていた、としていた。こうした劣悪な条件・環境を受け、女性は労働組合「きょうとユニオン」(所在地:京都市南区)の支援を受けて、3月に審判の申し立てを行っていた。