東日本大震災から9年ぶり JR常磐線全線運転再開

一部区間で不通だったJR常磐線が3月14日、全線で運転を再開した。2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年、順次復旧していたが福島県の富岡-浪江間(20.8km)で不通となっていた。運転再開区間の一部は、放射線量が高い「帰還困難区域」にあり、復旧作業が難航していた。除染作業がようやく完了し、全線がつながった。