豊田通商 ペットボトルの水平リサイクル本格稼働

豊田通商は10月24日、豊通ペットリサイクルシステムズ(本社:滋賀県蒲生郡日野町)が10月初旬よりペットボトルの水平リサイクル工場の本格稼働を開始、22日に同工場の開所式を行ったと発表した。同工場では年間約4万トンの飲料ボトル用リサイクルペット樹脂の生産を目指している。
豊通ペットリサイクルシステムズは2020年、豊田通商、ウツミリサイクルシステムズ、中央倉庫などの共同で設立された。
日本では販売されたペットボトルの96.7%が回収され、88.5%がリサイクルされている。ただ、ペットボトルからペットボトルへ水平リサイクルされている割合は15.7%にとどまっている。多くは衣料・副資材など多用途へ展開されているのが実情。