武田薬品のデング熱ワクチン「QDENGA」接種 WHOが推奨

世界保健機関(WHO)は10月2日、武田薬品工業(本社:大阪市中央区)が開発したデング熱ワクチン「QDENGA(開発コードTAK-003)」に付いてデング熱が大規模流行している地域で6ー16歳の子どもへの接種を推奨すると発表した。QDENGAは初回接種3カ月後に、2回目を受けるようWHOは求めている。9月下旬に開かれた専門家による諮問委員会の協議結果を踏まえて決定した。蚊が媒介するウイルス感染症のデング熱は近年、感染者および確認地域も拡大している。