国内初 ブタの腎臓を胎児に移植 慈恵医大などが計画

東京慈恵医科大学、国立成育医療研究センターが、重篤な腎臓病の胎児にブタの腎臓を移植する臨床研究を計画していることが2月6日分かった。海外ではブタの臓器を人に移植、臨床研究の事例はあるが、この計画が実現すれば動物の臓器を人に移植する「異種移植」の国内初の例となる。2024年内にも国への研究計画の申請を目指すとしている。この対象は、生まれつき腎臓が正常につくられない「ポッター症候群」の胎児という。