就職情報大手のマイナビの調査によると、2021年春に卒業する大学生らの採用活動について、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出された4月以降、対面での面接ができないと判断、オンラインで行う企業が急増していることが分かった。
企業の採用面接について学生に尋ねたところ、「オンラインで受けた」と回答した面接の割合は、3月後半時点で41%だったが、緊急事態宣言が出された4月前半には82.6%へと倍増。そして、4月後半には94.6%に達している。ほとんどの企業がオンライン面接に切り替えたことがわかる。
ただ、こうした状況に学生らは不安や戸惑いをもらしている。移動のための費用や時間がかからないというメリットがある一方で、実際に会社を訪ねることができないことで、社内の雰囲気を知ることが難しい。また、パソコンのカメラ越しでのやり取りでは、相手の表情が見づらいときに話しにくさを感じたり、通信回線の状況によっては何度も聞き返すことにためらいを覚えたりすることもあるという。
調査は4月24~30日にかけて行われ、情報サイト会員の学生およそ2,100人が回答した。
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新型コロナ 世界の感染者536万人余、死者34万人超に
米国のジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、日本時間5月25日午前3時時点で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は世界全体で536万841人、死者は34万3,364人となった。
感染者が最も多いのは米国で163万2,721人、次いで爆発的に増えているブラジルが34万7,398人、ロシアが34万4,481人、英国が26万916人、スペインが23万5,772人、イタリアが22万9,858人と続いている。死者が最も多いのも米国で9万7,424人、次いで英国が3万6,875人、イタリアが3万2,785人、スペインが2万8,752人、フランスが2万8,219人、ブラジルが2万2,013人となっている。