朴大統領が失職 韓国憲政史上初の罷免
韓国の憲法裁判所は3月10日、国会が可決した朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追を判事8人の全会一致で「妥当」と判断し、同大統領は失職した。
朴氏が友人の崔順実(チェ・スンシル)被告の利益追求に関与したことの重大性を認定した。これを受け、同国検察は朴氏の疑惑に対する捜査を本格化させる。
なお、朴氏の失職に伴い、60日以内に大統領選挙が行われる。
中国GDP目標「6.5%前後」へ引き下げ 全人代開幕
中国の全国人民代表大会(全人代)が3月5日、北京で開幕した。李克強首相は政府活動報告で、今年の国内総生産(GDP)の成長率目標を「6.5%前後」とすると表明した。目標の引き下げは3年連続となる。
今秋の共産党大会を見据え、高成長を保つための過剰な投資がバブルを生むリスクを減らしたいとの考えから、GDP成長目標を引き下げ「安定重視」を強調した。また、目立ったのは2期目を迎える習近平国家主席(党総書記)への結束の呼び掛け。李氏は2016年秋の第18期中央委員会第6回全体会議(6中全会)で、正式に習氏を別格の存在、「党中央の核心」と位置付けたことに触れ、このことは国の発展と社会の安定に重大な意義があるとし、”核心”の表現を繰り返した。
政府活動報告の骨子は①今年のGDP目標は6.5%前後とする②昨年の3割増しの資金を投入し、農村の貧困人口を1000万人以上減らす③新たな都市化と戸籍改革を進め、1300万人以上を都市部に定住させる④大気汚染対策を強化し、青空を増やす-など。
中国政府 2人目出産に祝い金・補助金導入検討
人民日報の報道によると、中国政府が2人目の子供を産んだ世帯に祝い金や補助金を支給する制度を導入することを検討している。国家衛星計画出産委員会によると、経済的な制約から60%の世帯が子供を増やすことに消極的になっているからだ。
2016年の中国の出生数は178万6000人で、2000年以降で最多となった。しかし近い将来、日本とはケタ違いの高齢化率に達し、そして高齢者人口を抱えることになるため、中国政府はその高齢人口を支える膨大なコストをめぐる懸念を受け、2015年、長年続けてきた一人っ子政策を廃止、すべての世帯に2人目の出産を認めた。
だが、経済的な制約から消極的な世帯が多いことから、一歩踏み込み子育て支援金を支給することで、各世帯に2人目の出産を促そうというもの。