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カジノ回復でマカオ2017年のGDP4年ぶりにプラス

カジノ回復でマカオ2017年のGDP4年ぶりにプラス

2017年のマカオの実質GDP成長率は9.1%と、2013年以来4年ぶりにプラスに転じた。名目GDP総額は4042億マカオ・パタカ(約5兆2546億円)、1人当たりGDPは62万2803マカオ・パタカとなった。
カジノ分野のサービス輸出が前年比16.4%増と、前年(マイナス4.6%)から21.0ポイント上昇した。また観光分野も同15.4%増と前年(5.9%)から9.5ポイント上昇した。2017年の四半期別の実質GDP成長率をみると、第4四半期まで6四半期連続でプラスとなった。

南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と選鉱手法確立に成功

南鳥島レアアース泥の資源分布の可視化と選鉱手法確立に成功

早稲田大学理工学術院の高谷雄太郎講師、東京大学工学系研究科の加藤泰浩教授らの研究チームは、国立研究開発法人・海洋研究開発機構(JAMSTEC、ジャムステック)などと共同で行ってきたレアアースの調査、研究開発およびその成果について発表した。
同研究チームは、南鳥島周辺海域レアアース泥の資源分布の可視化と、それに基づく資源量の把握を行い、世界需要の数百年分に相当する莫大なレアアース資源が存在することを明らかにした。さらに粒径分離によって、レアアース農集鉱物を選択的に改修する技術の確立に成功した。
これによって、再生可能エネルギー技術やエレクトロニクス、医療技術分野など最先端産業に必須となるレアアース資源開発の経済性が大幅に向上することが期待される。

インドネシア初の地下鉄に導入の日本製車両を公開

インドネシア初の地下鉄に導入の日本製車両を公開

ジャカルタ中心部と南部を結ぶインドネシア初の地下鉄に導入される日本の車両が4月12日、報道陣に公開された。
車両は全長20㍍、高さ4㍍、幅3㍍で、合わせて96両を、大手鉄道車両メーカーの日本車両と、住友商事が受注し、これまでに12両が納入され、今後試運転が行われる予定。
全長15㌔㍍余りのこの地下鉄は、およそ1200億円の円借款を活用して、日本と地元の建設会社による共同企業体が2019年3月の完成を目標に建設を進めている。

17年度の企業倒産8367件 27年ぶり低水準

17年度の企業倒産8367件 27年ぶり低水準

東京商工リサーチのまとめによると、日本の2017年度の全国企業倒産件数は、前年度比0.16%減の8367件だった。前年を下回ったのは9年連続で、年度の倒産件数では1990年度(7157件)以来、27年ぶりの低水準だった。
産業別では全10業種のうち7業種が前年度を下回った。建設業が前年度比2.0%減の1548件、小売業が同2.6%減の1121件、製造業が同6.9%減の1037件と、それぞれ9年連続で前年度を下回った。
一方、負債総額は前年度比58%増の3兆837億円と5年ぶりに3兆円を上回った。ただ、これは製造業で戦後最大となったタカタの経営破たんが影響したもの。負債額の大半は小規模倒産によるもので、負債額1億円未満の倒産が6256件と全体の7割強を占めた。

外務省「ゴルゴ13」を「海外安全対策マニュアル」に起用

外務省「ゴルゴ13」を「海外安全対策マニュアル」に起用

日本外務省の河野太郎外務大臣は4月6日、人気劇画「ゴルゴ13」の原作者さいとう・たかを氏および、デューク・東郷の声優を務める俳優の舘ひろし氏とともに、ゴルゴ13を邦人の「海外安全対策マニュアル(動画版)」に起用すると発表した。
全13話の動画を制作し、外務省海外安全ホームページ上に、毎週1話ずつ掲載していく。第1話「外務大臣からの依頼」が公開された。

在留外国人 過去最多の256万人 1位中国、ベトナムの伸び顕著

在留外国人 過去最多の256万人 1位中国、ベトナムの伸び顕著

法務省のまとめによると、2017年末時点の在留外国人数は256万1848人で、2016年末に比べ7.5%増加し過去最高だった。増加は2013年末から5年連続。
在留外国人は「留学」「技能実習」「永住者」などの資格で在留する中長期在留者と、歴史的経緯から永住が認められた朝鮮・韓国籍などの「特別永住者」の合計。
国籍別の上位5カ国は①中国②韓国③ベトナム④フィリピン⑤ブラジル-の順。ベトナムが2016年末比31.2%増と伸び率が顕著だった。「技能実習」や「留学」などの資格で在留している人が増えているためだ。
このほか目立ったのがネパール(6位)の2016年末比18.6%増、インドネシア(10位)の同16.6%増。いずれも通訳などの「技術・人文知識・国際業務」で増加した。
在留資格別では「永住者」が74万9191人で最も多く、次いで「特別永住者」、「留学」、「技能実習」の順となった。

金正恩委員長が訪中 習近平国家主席と初の首脳会談

金正恩委員長が訪中 習近平主席と初の首脳会談

中国国営新華社と北朝鮮の朝鮮中央通信は3月28日、北朝鮮の金正恩委員長が3月25~28日に訪中し、習近平国家主席と会談したと報じた。
中国側によると、金委員長は会談で朝鮮半島の非核化実現への意欲を表明した。ただ、北朝鮮メディアは同国内向けでは、「非核化」報道には全く触れなかった。
米国が主導する国連安保理の度重なる北朝鮮への制裁決議に、国際世論に押され中国が重い腰を上げ同調し、制裁履行に舵を切って以来、この間、中朝関係は冷え切っていた。しかし、5月に予定されている米朝首脳会談を前に、北朝鮮の後ろ盾として国際的に影響力を誇示したい中国側の思惑も加わって、中朝両国は関係修復を図ったとみられる。
金委員長が北朝鮮の最高指導者に就いて以来、外国訪問は初めて。

チャンギ空港 6年連続で世界空港ランキングで1位

チャンギ空港 6年連続で世界空港ランキングで1位

航空分野の市場調査を手掛ける英国スカイトラックスがまとめた2018年の世界空港ランキングで、シンガポールのチャンギ空港が6年連続でトップの座を維持した。2位は韓国・仁川国際空港で、前年の3位から浮上、東京(羽田)空港は逆に前年の2位から1ランク下げ、3位だった。
以下、4位に香港国際空港、5位はハマト国際空港(カタール)、6位ミュンヘン(ドイツ)、7位に中部国際空港が入り、8位ヒースロー空港(英国・ロンドン)、9位チューリヒ(スイス)、10位フランクフルト(ドイツ)だった。

2月の訪日外客23.3%増の250万9000人 過去最高

2月の訪日外客23.3%増の250万9000人 過去最高

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年2月の訪日外客数は前年同月比23.3%増の250万9000人だった。2017年2月の203万6000人を47万人以上上回り、2月として過去最高を記録した。
航空路線の増便やクルーズ需要の増加、さらには昨年は1月末にあった中華圏の春節(旧正月休暇)が、今年は2月となったことにより、訪日需要を押し上げた。
市場別には、20の主要市場すべてで2月として過去最高を記録した。