半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の2024年12月期業績は、売上高、純利益とも過去最高を計上した。
売上高前期比33.9%増の2兆8,943億台湾元(約13兆7,000億円)、純利益は同39.9%増の1兆1,732億台湾元だった。世界的な市況低迷で、減収減益となった前期から一転、劇的なV字回復を示した。人工知能(AI)向け先端品の旺盛な需要に支えられた。2025年も強いAI需要が続き、通年の売上高はドルベースで前年比20%台半ば近い増加を見込んでいる。
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東洋エンジ 住友商事とインドネシア地熱発電所拡張案件受注
東洋エンジニアリング(本社:千葉県習志野市)は1月17日、インドネシア子会社のPT Inti Karya Persada Tehnik(イカペテ、以下、IKPT)が、コンソーシアムパートナー、住友商事およびPT Wasa Mitra Engineering(ワサ ミトラ エンジニアリング)とともに、PT Supreme Energy Muara Laboh(スプリーム エナジー ムアララボ)より、ムアララボ地熱発電所拡張の建設プロジェクトを受注したと発表した。
建設地はインドネシア西スマトラ州、設計、調達、建設工事を一括受注し、2027年の完工を予定。対象設備は地熱発電所(NET発電容量約83MW)。
同地熱発電所では2019年12月に商業運転を開始した約85MWの1号機が稼働しており、今回の拡張で合計約170MWとなり、約90万世帯相当分の再生可能エネルギーの電力供給に貢献する見込み。