大阪大 無精子症をコロナワクチンの技術応用し治療 2025年10月21日つなぐ, 新技術・新開発fujishima 大阪大微生物病研究所のグループは10月17日、新型コロナのmRNAワクチンで使われた極小の粒子を応用し、無精子症のマウスを治療したと発表した。同研究グループは、不妊治療法の開発につなげたいとしている。
東芝 電動船向けリチウムイオン電池 鉛蓄電池の容量2倍 2025年10月20日つなぐ, アジア-産業fujishima 東芝は10月16日、電動船向けのリチウムイオン電池を開発したと発表した。電動船向けでは主流の鉛蓄電池と比べて、体積あたりのバッテリー容量が約2倍になる。負極にチタン酸リチウムを使って発火リスクを抑えた同社のリチウムイオン電池「SCiB」をバッテリーパックとして製品化した。新製品はすでにヤマハ発動機の電動船への導入が決まっているという。
フクビ化学 奈良県産使用の人工プラ木材を受注販売 2025年10月19日つなぐ, アジア-産業fujishima 建材大手のフクビ化学工業(本社:福井市)は10月15日、間伐材と再生プラスチックを原料とする人工木材(プラスッド)」で、奈良県産使用の製品の受注販売を開始すると発表した。環境への配慮と機能性を訴求し販売する。 プラスッドは、フクビの樹脂成型技術を活かし、使用用途のない木材を樹脂と掛け合わせて建材にした製品。木とプラスチックの融合で木の質感を表現しつつ、木材より耐久性が高い素材として訴求している。 フクビはこれまで地元、福井産、東京都多摩産の木材を使用したプラスッドを販売している。
Luup 新型3輪車「Unimo」試乗会 16歳以上免許不要 2025年10月19日つなぐ, アジア-産業fujishima 電動キックボードなどでシェアリング事業などを手掛けているLuup(ループ、本社:東京都品川区)は10月15日、新たに開発した3輪車両「Unimo(ユニモ)」の報道機関向け試乗会を開いた。2026年に一部の地域で実証実験を始める予定。 ユニモは電動キックボードなどと同様、道路交通法で特定小型原動機付き自転車に分類される。16歳以上、免許不要で乗れるほか、車道で時速20キロまでのスピードで走行できる。アイシンと共同開発した新機能「自動アシスト制御」を搭載。若年層だけでなく、高齢者にも乗ってもらえる車両を目指す。
奈良県立医科大 ALS原因抑制の因子発見 治療法開発に道 2025年10月18日つなぐ, 新技術・新開発fujishima 奈良県立医科大学などのチームは10月16日、英科学誌に、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の進行や発症を巡り、原因とみられる物質の増加を抑える因子を発見したと発表した。ALSなどの神経変性疾患の解明や治療法開発につながると期待される。 ALSは、筋肉の運動に関する神経細胞が侵され、体が徐々に動かせなくなる国指定の難病。
大阪万博 水素船”まほろば”岩谷産業が東京都に無償提供 2025年10月18日つなぐ, アジア-産業fujishima 東京都と岩谷産業は10月16日、大阪・関西万博で一般客の会場への移動手段として運航されていた水素燃料電池船「まほろば」について、開発した岩谷産業が都に無償提供する基本協定を締結したと発表した。東京港で2026年度に運航を始める予定。岩谷産業が脱炭素技術をアピールした”万博レガシー(遺産)”を都内で有効活用することになる。 まほろばは定員150人で、水素燃料電池と蓄電池のハイブリッドで航行する日本初の旅客船。万博期間中は一般客の乗せ、大阪市内と万博会場を往復していた。
富士通 インド理科大学院と社会課題解決へ先端AI技術で協働 2025年10月18日つなぐ, アジア-産業fujishima 富士通は10月16日、社会課題解決を加速するためインド理科大学院(IISc)と先端AI技術の共同研究を開始すると発表した。両者は共同で要件を決定し、IIScが基礎的な理論救急を行い、新しいアルゴリズムや計算方法を研究・提案する。富士通はインド富士通研究所と共同で、これらの成果を実装しテストを行うことで、ソフトウェア業界基準を満たすソフトウェアフレームワークの開発を目指す。
ホンダジェット SAF100%で試験飛行に成功 小型機で初 2025年10月16日つなぐ, アジア-産業fujishima ホンダは10月13日、米航空機事業会社、ホンダエアクラフトカンパニー(本社:米国ノースカロライナ州)が、同社の小型ビジネスジェット「ホンダジェット」で持続可能な航空燃料(SAF=Sustainable Aviation Fuel)を100%使用した航空機の試験飛行に成功したと発表した。超小型ビジネスジェット機でSAFだけによる飛行に成功したのは世界初という。
「CEATEC 2025」10/14開幕 810社・団体が出展 2025年10月15日つなぐ, アジア-産業fujishima 電子情報技術産業協会(JEITA)が主催するデジタル技術の見本市「CEATEC(シーテック)2025」が10月14日、千葉市の幕張メッセで開幕した。今回は810の企業・団体が出展し、人工知能(AI)やセンサー、映像関連の最新技術を披露している。17日まで。2年連続で10万人以上の来場を見込んでいる。会期中、AIの普及、進化がもたらす産業、社会、持続可能な社会などをテーマに222の講演が開かれる。
YKKAP インド工場に10億円投じアルミ形材生産17%増強 2025年10月14日つなぐ, アジア-産業fujishima YKK AP(本社:東京都千代田区)は10月10日、インドの主力製造工場へ2026年度までに10億円規模を投じ、アルミ押出形材の生産ラインを増設し、年間の生産能力を現在より17%増強すると発表した。 子会社ボルーカのインド南部のマイスール工場の設備を増強する。これにより、年間の生産能力は2,000トン増え1万4,000トンになる。経済成長が続くインドで高まるアルミ建材への需要増に応える。