阪急電鉄や大阪府などが出資する第三セクターの北大阪急行電鉄は3月23日、北側の終点の千里中央駅からおよそ2.5km延伸し、「箕面船場阪大前」駅と「箕面萱野」駅の区間が開業した。新たな終点となる箕面萱野駅で同日朝、記念式典が行われ、鉄道会社の関係者がテープにはさみを入れ、開業を祝った。
今回の延伸に伴い、箕面萱野駅から新大阪駅までを最速19分、梅田駅までを最速25分で結ぶことになり、大阪市中心部へのアクセスが大幅に向上することになる。
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東大, 京大 廃熱発電システム LIB搭載の制御システム構築
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」(助成事業)の一環として、東京大学、京都大学などは3月19日、廃熱を使った有機ランキンサイクル(ORC)発電システムに、最大10KWh超のリチウムイオン電池(LIB)を搭載した制御システムの構築に成功したと発表した。
今回開発した「独立型ORC発電システム(5KW級)」は、世界最高の発電効率と省エネルギー化を実現するとともに、LIBに蓄電された電気を起動電力として、脱炭素社会に貢献していく。併せて災害時などの電力喪失時においても独立して発電・蓄電し、導入先のBCP対策や復元力(レジリエンス)性の高さで社会貢献できることが期待される。
同プロジェクトには馬渕工業所、宮城県産業技術総合センター、イーグル工業が参加した。