欧州勢 合成燃料エンジン車容認でPHVにも軸足 独自動車ショー 2023年9月7日つなぐ, アジア-産業fujishima 欧州の自動車大手の間でEV(電気自動車)に加え、エンジンとモーターで動くプラグインハイブリッド車(PHV)に軸足を置く動きが出てきた。すでに国際自動車ショーにも表れている。開催中のドイツ・ミュンヘン国際自動車ショーでBMWなどドイツの自動車大手がEVと並べてPHVを目玉として展示している。 これはカーボンニュートラルに向けて、エンジン車の全廃を掲げていたEU(欧州連合)が、2035年以降も合成燃料を使ったエンジン車の販売を容認したことを受けたもの。
豊田鉄工とOpenStreet 新区分 移動用小型車開発で業務提携 2023年9月6日つなぐ, アジア-産業fujishima 自動車プレス部品を中心とした製品をグローバルに提供する豊田鉄工(本社:愛知県豊田市)と国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を展開するOpenStreet(本社:東京都港区)は9月4日、2023年4月に改正道路交通法が施行されて誕生した新車区分「移動用小型車」に適合した車両(以下、スローモビリティ)を共同開発し、シェアモビリティサービスでの展開を目的とした業務提携を締結したと発表した。 両社は歩行領域での移動利便性の向上と都市の持続可能なモビリティ社会の実現を目指し、安全で快適な街づくりに貢献していく。
中国の禁輸の影響受けた水産業支援に207億円拠出 首相表明 2023年9月6日つなぐ, アジア-産業fujishima 岸田首相は9月4日、中国による日本産水産物の前面禁輸の影響を受けた水産業者への追加支援策として207億円を拠出すると表明した。ホタテなどを国内で加工するための設備の導入を補助するほか、中国以外の海外への販路拡大も促す。
7月の中国向け水産物輸出23.2%減 マイナスは2年半ぶり 2023年9月6日つなぐ, アジア-産業fujishima 農林水産省は9月5日、7月の中国向け水産物の輸出額が前年同月比23.2%減の77億円だったと発表した。中国政府が日本産すべての水産物に対して放射性物質の検査を導入したことが響いた。中国向け水産物が前年同月比で減少するのは、2021年1月以来2年半ぶり。なお、7月の水産物輸出額は前年同月比3%減の337億円となった。
NEC, ENEOS. 日本通運 EVトラック普及へ経路充電の実証開始 2023年9月6日つなぐ, アジア-産業fujishima 日本電気(NEC)、ENEOS、日本通運の3社は9月4日、EVトラックの普及拡大に向けた経路充電の実証実験を5日より福岡県で1カ月間にわたり実施すると発表した。日本通運福岡支店(所在地:福岡市)に導入されているEVトラック1台を使い、給電にはENEOSのDr.Driveセルフ水城店(所在地:福岡県大宰市)急速充電器を使用する。 今回の実証実験により①EVトラックの長距離輸送における経路充電の有効性②EV運用支援アプリケーションの必要機能および有効性③SSの充電サービスの設計要件ーなどを検証する。
東北大 ハブ毒から得た酵素でアミロイドβを分解 認知症治療に道 2023年9月5日つなぐ, 介護, 新技術・新開発fujishima 東北大学大学院の研究グループは8月31日、アルツハイマー病治療につながることが期待される研究成果を発表した。今回の研究成果は日本時間2023年8月12日、科学雑誌『Toxins』に掲載された。 グループは、ハブの粗毒から金属イオンアフィニティ法を用いて蛇毒、メタロプロテアーゼ(SVMPs)を精製。このSVMPsはアミロイドβ(Aβ)を無害なペプチド断片へと分解し、ヒト培養細胞からのAβ産生量を大幅に減少させることを発見した。アルツハイマー病の発症は、脳内にこのAβが蓄積することが主要原因の一つといわれるだけに、今回の研究結果から、アルツハイマー病治療法に結びつくことが期待される
農水省 23年産コメ作況34都府県「平年並み」7県「やや不良」 2023年9月5日つなぐ, アジア-産業fujishima 農林水産省は8月31日、2023年産米の8月15日時点の作柄概況を発表した。北海道や宮城など5道県が「やや良」、新潟や秋田など34都府県が「平年並み」だった。また、台風や活発だった梅雨前線などで大雨に見舞われた鹿児島や長崎など7県が「やや不良」となった。ただ、記録的な猛暑の影響で、”シラタ(白未熟粒)”が多くなる心配があるとしている。
ホンダ 電動車両と接続し電気を取り出せる可搬型外部給電器発売 2023年9月4日つなぐ, アジア-産業fujishima ホンダは9月1日、電動車両(BEV・FCEV・PHEV)と接続することで、様々な電化製品に電気を供給する可搬型外部給電気「Power Exporter e:6000」を防災の日の同日、全国のHonda Carsで発売すると発表した。 同給電器はホンダがポータブル発電機の開発で培った、独創の正弦波インバーター技術を採用。精密機器や楽器など電気の質が求められる製品にも対応する高品質な電力の供給が可能という。出力は100Vに加え200Vに対応しており、同時に使用できる。メーカー希望小売価格は消費税込み88万3,960円。
日産自など3社 EVの再生バッテリー利用のポータブル電源発売 2023年9月4日つなぐ, アジア-産業, 資源・リサイクルfujishima 日産自動車(本社:横浜市西区)、JVCケンウッド(本社:横浜市神奈川区)、フォーアールエナジー(本社:横浜市西区)の3社は8月31日、電気自動車(EV)「日産リーフ」の再生バッテリーを利用し、3社で共同開発したポータブル電源を発売すると発表した。日産は9月1日より全国の販売店舗で、JVCケンウッドは今年中に公式オンラインストアでそれぞれ発売する。
パナソニックHD 28年度までにペロブスカイト太陽電池に参入 2023年9月4日つなぐ, アジア-産業, 新技術・新開発fujishima パナソニックホールディングス(HD)は8月30日、2028年度までに次世代太陽電池の本命とされる「ペロブスカイト型太陽電池」事業に参入すると発表した。自社開発した発電効率が世界2位のペロブスカイト型太陽電池の、住宅の建材を組み合わせ「発電するガラス」としての用途を開拓する。将来は数百億円の事業に育成を目指す。 ペロブスカイト型太陽電池はフィルム状に成形する「曲がる太陽電池」として知られるが、パナソニックHDはインクジェットプリンターの応用で電池をガラス表面に塗る技術に強みを持つ。