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2月中途求人倍率2.15倍 転職希望増で2カ月連続低下

パーソルキャリア(所在地:東京都千代田区)によると、2月の中途採用求人倍率は前月比0.19ポイント低い2.15倍だった。前月を下回るのは2カ月連続。新型コロナウイルス対策の緩和とともに、転職を希望する人の動きが増えているため。
求人数は13業種すべてで前月を上回り、全体でも3.5%増えた。一方、転職希望者数も前月比12.6%増と大幅に伸びたため、倍率が押し下げられた。

EU 35年以降もエンジン車販売容認 合成燃料利用で

欧州連合(EU)の欧州委員会とドイツ政府は3月25日、2035年以降も条件付きでガソリン車など内燃機関車の新車販売を認めることで合意したことを明らかにした。温暖化ガスを排出しない合成燃料を使う場合に限り販売を認めるというもの。これにより、脱炭素車種の筆頭としての電気自動車(EV)化で、世界市場で先陣を切ったEUの政策方針が大きく転換することになる。

三菱ケミカルG 福井県に完全人工光型植物工場

三菱ケミカルグループは3月23日、三菱ケミカルアクワ・ソリューションズ(以下、MCAS)の完全人工光型植物工場「AN(アン)」が販売開始後初めて、福井県おおい町に建設予定の植物工場に導入され、2023年10月より栽培を開始すると発表した。
ANは、MCASがクレオテクノロジー(本社:埼玉県比企郡)と共同開発した完全人工光型植物工場システム。定植した苗が栽培室内を自動で循環しながら成長し、作業者が栽培市内に入らずに収穫まで行うことができるため、菌や異物の混入リスクを低減する。
また、栽培室内の光や気流を制御することで業務・加工用にも対応可能な高品質で丈夫なフリルレタスを、従来の同社完全人工光型植物工場と比較して約3倍にあたる約300g/株以上を播種後45日程度で収穫できるという。今回のAN導入の新植物工場の延床面積は約3,700㎡。

みずほFG インドネシア「Kredivo」に170億円出資

みずほフィナンシャルグループ(FG)は3月23日、みずほ銀行を通じてインドネシアを中心に「Kredivo」ブランドでデジタル金融サービスを提供するKredivo Holdings Ltd(本社:ケイマン諸島)に1億2,500万ドル(約170億円)を出資したと発表した。
Kredivoは、既存銀行の金融サービスが行き届いていない中間層へ、Eコマースなどオンラインでの購買に紐づく後払いサービス(BNPL)を提供する、インドネシアを代表するフィンテック事業者で、同国のBNPLシェアはトップを誇る。

東芝 国内連合の買収案受諾を決議 2兆円で非公開化

東芝は3月23日、日本産業パートナーズ(JIP)などの連合による買収提案を受け入れることを取締役会で決議したと発表した。JIPが7月下旬をめどに、TOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株4,620円で、買収額は2兆円となる。TOBが成立すれば、東芝は非公開化で上場廃止となる。

関学大と豊田通 SiCパワー半導体ウエハー開発会社

関西学院大学と豊田通商は3月22日、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体ウエハーに関する研究開発会社QureDA Research(キュレダリサーチ)を設立したと発表した。新会社はSiCウエハーの高品質化、生産性向上、大口径化(8インチ)に向けた研究開発を行う。
キュレダりサーチ(所在地:兵庫県三田市)の資本金は4億5,000万円で、関西学院と豊田通商が折半出資する。

ウィラー マレーシアでもAIオンデマンド『mobi』

WILLER(本社:大阪市)は3月22日、在シンガポール子会社WILLERS PTE.LTD.(本社:シンガポール)が、マレーシアの大手交通事業者のNadicorp Holdings Sdn.Bhd.(本社:マレーシア)と提携し、ALオンデマンドの交通サービス『mobi』をマレーシア・クアラルンプール首都圏で3月21日より開始したと発表した。
mobiはアプリで簡単に呼べ、5〜6kmの生活圏内を自由に移動することができる。エリア内の人がサブスクリプションで購入し、相乗りで利用する、エリア内の共有交通。
ASEANでは、これまでシンガポール、ベトナムでサービス提供しており、シンガポールでは約4,500人が会員登録している。

関空 23年夏期国際定期便 19年同期比55%まで回復

関西3空港(関西・大阪・神戸)を運営する関西エアポートは3月22日、関西国際空港の2023年夏期(3月下旬〜10月下旬)の運航スケジュールを発表した。中国方面を除くと旅客と貨物を合わせた国際線定期便は週869便で、新型コロナウイルス禍前の2019年同期比で55%まで回復する見込み。香港、マカオ、韓国、台湾がけん引する見通し。
国際旅客定期便も中国方面を除いて週658便と、2019年同期比で46%まで戻るとみている。

三井不 台湾初の「ららぽーと台中」5/16 Gオープン

三井不動産(本社:東京都中央区)は3月22日、台湾初の「三井ショッピングパークららぽーと台中」が5月16日にグランドオープンすると発表した。
施設全体のグランドオープンに先駆け、南館(41店舗)は1月17日より順次オープンしており、北館(約260店舗)は4月下旬にプレオープンする。ららぽーと台中には、台湾初出店の16店や多くの日系ブランドを含む約300店舗が集結する。