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JR西日本 スマートロッカー活用の商品受取で実証

JR西日本(本社:大阪市北区)は3月13日、SPACER(本社:東京都中央区)と共同で、次世代スマートロッカー活用の新たな商品受取サービス「pikuraku(ピクラク)」の実証実験を実施すると発表した。
実施期間は3月17日〜5月31日。月・火曜日は定休。24時間注文可能。注文後、最短6時間から最長で4日後の21時まで受取可能。受取可能場所は大阪駅、北新地駅、大阪天満宮駅、高槻駅。

JFEエンジ 日本初民間資金による洋上風力発電に出資

JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は3月13日、ウェンティ・ジャパン(本社:秋田市)が富山県下新川郡入善町沖で開発を進めている、日本初の民間資金による一般海域洋上風力発電事業に出資参画すると発表した。
同事業は入善町沖に3,000KW級風車を3基設置(出力制御により最大出力7,495KWとして運用)するもの。2023年9月からの運転開始を目指しており、発電した電力は全量「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」を活用する予定。同社はこの事業で「運転監視および点検に関する業務の管理」等を担う予定。

ワイヤレス充電機能搭載の商用EVで公道実証開始

大日本印刷(本社:東京都新宿区、以下、DNP)、双日(本社:東京都千代田区)、ダイヘン(本社:大阪市淀川区)の3社は3月14日、ワイヤレス充電機能を搭載した商用電気自動車(EV)の実用化に向けて業務提携し、共同で取り組むことで基本合意したと発表した。また、ワイヤレス充電機能を搭載した商用EVでは国内初となる登録認可を軽自動車検査協会より取得し、公道での実証を開始した。
ワイヤレス充電は、充電器よ車体をケーブルで接続する必要がないため、充電作業の負荷軽減と利便性の向上が期待されている

電動キックボード新制度7/1から開始決定 免許不要

政府は3月14日、最高速度が時速20キロ以下の電動キックボードを対象とする新たな交通ルールの適用を7月1日から開始すると正式に決定した。改正道交法の施行日を定めた政令などを閣議決定した。
新制度では運転免許証が不要で、原則として車道や自転車専用通行帯を走行し、自転車と同様の扱いとなる。16歳未満の運転を禁止し、ヘルメット着用は努力義務となる。

「ハリー・ポッター」開業6/16東京としまえん跡地で

米映画大手傘下のワーナーバラザースジャパン(WBJ、所在地:東京都港区)は3月15日、2020年に閉園したとしまえん跡地(所在地・東京都練馬区、練馬城址公園内)で人気映画「ハリー・ポッター」のテーマパークを6月16日に開業すると発表した。30年間限定で営業する。
英国・ロンドンに続く世界2カ所目で、アジアでは初。チケット(大人6,300円)は事前予約制。3月22日から先行販売を開始する。料金は大人6,300円、中高生5,200円、4歳〜小学生3,800円。建築中の鉄骨2階建ての施設「スタジオツアー東京」を同日、報道陣に公開した。敷地面積はロンドンより広い9万㎡。

「空飛ぶクルマ」大阪城公園で初のテストフライト

大阪城公園で3月14日、「空飛ぶクルマ」のパイロット操縦によるテストフライトが行われた。万博で空飛ぶクルマを運航する事業者の1つに選ばれている丸紅などによって実施されたもの。使用されたのは全長4.5m、高さ2.4m、重さ221kg、プロペラ18枚が付いた米国のリフト・エアクラフト社(本社:テキサス州)製の機体。
プロペラが回り始めると機体はゆっくりと浮かび上がり、およそ8mの高さまで上昇。その後、上空で50m四方を前後左右に移動したり、旋回したりした後、再び元の場所まで戻って着陸した。飛行時間は10〜15分。空飛ぶクルマを公共のスペースでパイロットが実際に操縦する形で飛行させたのは、国内では今回が初めて。

古河市兵衛記念センター 旧足尾鉱業所を復元建設

古河機械金属(本社:東京都千代田区)は3月13日、古河三水会理事会社が共同で設立した一般社団法人 古河市兵衛記念センター(2022年11月18日設立)が、1912年に竣工し、その後移築・解体された古河機械金属旧足尾工業所を往時の場所に「足尾銅山記念館」として復元する建設工事に着手すると発表した。
同記念館の建設予定地は栃木県日光市足尾町。工期予定は2023年3月〜2025年3月。施工は古河林業、設計は古河林業・日本設計。木造2階建て(延床面積約1,242㎡、建物高さ約15.8m)。2025年5月開館予定。
古河市兵衛が創業した古河グループは2025年に創業50周年を迎える。1877年に経営を始めた足尾銅山(栃木県)は明治鉱業史に特筆される技術革新を行うことで、日本一の産銅量を誇るまで発展し、古河グループ発展の原動力の役割を果たした。

ダイハツ インドネシアで「アイラ」モデルチェンジ

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は3月10日、インドネシア現地法人、アストラ・ダイハツ・モーター社(以下、ADM)が、Aセグメントの5人乗りコンパクトハッチバック車「AYLA(アイラ)」を約10年ぶりにフルモデルチェンジし、同日販売したと発表した。
今回のフルモデルチェンジにより、最新の1.2Lエンジン(WA型)を採用するとともに、1.0Lエンジン(KR型)についても性能を向上。さらにCVT(D-CVT)やDNGA、Aセグメントプラットフォームを取り入れることで、従来から燃費性能を大幅に向上させている。メーカー希望小売価格は1億3,400万ルピア〜1億8,990万ルピア(約120万円〜約170万円)。生産工場はADMカラワン車両工場。
アイラはインドネシアの新規自動車購入層向けのエントリーカートして、同国のエコカー基準「LCGC」に適合し、2013年の発売開始以来、新市場を開拓、累計販売台数は約27万台に上っている。

三菱自 今後5年で電動車9車種含む16車種投入

三菱自動車(本社:東京都港区)は3月10日、2025年度までの新中期経営計画「Challenge 2025」を発表した。
骨子は①目標値を販売台数110万台、営業利益2,200億円(営業利益率7%)②2030年までに総額2,100億円を投じ15GWhの電池を調達する③今後5年間で電動車9車種含む16車種を市場投入する④ASEAN、オセアニアに経営資源を集中、台数・シェア・収益拡大を図る⑤電動化、IT分野、新事業などに研究開発費、設備投資の総額を今後6年で過去水準から約3割増やしていくーなど。

VW 24年末以降 日本でもEVバス「ID Buzz」発売

ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の日本法人は3月9日、2024年末以降に日本で電気自動車(EV)の「ID Buzz(アイディーバズ)」を発売すると発表した。「ワーゲンバス」の愛称で日本でも親しまれた伝統のミニバン「タイプ2」のEVモデル。
アイディーバズは、欧州ではすでに販売開始しているが、アジアでの発売は日本が初めてとなり見通し。日本での価格現時点では未定。欧州での価格は約6万4,600ユーロ(約930万円)。航続距離は423km。