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首都圏10月新築マンション平均価格40.7%高の9,239万円

不動産経済研究所のまとめによると、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県」、千葉県)で10月発売された新築マンションの平均価格は前年同月より40.7%高の9,239万円となった。建設費の高騰に加え、高額なタワーマンションの発売が多かったことが影響した。
東京23区内の平均価格は1億2,940万円で、発売された800戸余りのうち、半分以上が1億円を超える物件だった。

近畿の新築マンション販売 10月単価12.3%高で過去最高

不動産経済研究所のまとめによると、10月の近畿2府4県の新築マンション1㎡あたりの平均単価は、前年同月比12.3%高の88.7万円だった。建設費の高騰により3カ月連続で前年実績を上回り、10月として1973年の調査開始以来、過去最高となった。
ただ、発売された物件が「1K」タイプなど、面積の小さい投資用物件が多かったことから、平均価格を押し下げ1戸あたりの平均単価は1.6%低い3,789万円となった。

ホンダ 25年1月から全固体電池試験生産 量産20年代後半

ホンダ(本社:東京都港区)は11月21日、次世代電池の本命とされる「全固体電池」を2025年1月から試験的に生産すると発表した。同社は20日、栃木県さくら市の研究施設内に新設した試験設備を報道陣に公開した。航続距離はこれまでの電池の2倍に伸び、製造コストは25%削減できる見通しで、2020年代後半に販売する電気自動車(EV)への搭載を目指す。
全固体電池は電気を通す電解質、現在の主流のリチウムイオン電池で使われている液体から固体に切り替えた電池。大容量で小型化しやすく、EVなどの航続距離を伸ばせる。また、発火の危険性が低く、安全性も高いとされる。このため、自動車大手各社はEVの普及のカギを握るとみて、全固体電池の開発を競っている。

三越伊勢丹HD 24年度中にタイ・バンコクで”デパ地下”出店

三越伊勢丹ホールディングス(HD)はこのほど、タイの大手財閥TCCグループが首都バンコクで開発を進めている大型複合施設「ワン・バンコク」プロジェクトに参画すると発表した。2024年度中に同施設内に日本の”デパ地下”をイメージした高級スーパーマーケットを出店する。同スーパーの店舗面積は約4,600㎡。
ワン・バンコクは17.28ha超の敷地にオフィスビル5棟、ホテル5軒、コンドミニアム3棟、商業施設などを開発する同国内最大規模の複合施設となる。開発投資額は1,200億タイバーツ(約5,130億円)。

東京メトロ 参画の合弁会社が25年5月から英鉄道を運行へ

ロンドン交通局は11月19日、最新の鉄道路線「エリザベス線」の運行を、東京メトロや住友商事、欧州旅客大手の合弁会社が2025年5月から受託すると発表した。現在の運行会社との契約終了に伴って実施された国際入札の結果、決まった。契約は7年間で、2年間延長される可能性がある。東京メトロが自社路線以外の運行を担うのは初めて。
エリザベス線は2022年5月に開業。同年9月に亡くなったエリザベス女王にちなんで名付けられた。ロンドン市内を東西に横断する路線で、ヒースロー空港と市中心部を結んでおり、輸送人員は1日あたり70万人以上。

北陸新幹線 敦賀ー新大阪延伸 12月にルート詳細決定 与党

北陸新幹線の敦賀ー新大阪までの延伸を巡り、与党のプロジェクトチームは11月20日開いた委員会で、12月に駅の位置を含めたルートの詳細を決める方針を示した。京都駅の位置を決める3つのルート案について、11月24日の週と12月1日の週に、沿線の福井県、京都府、大阪府、京都市、そして営業主体となるJR西日本から意見を聞く。
そのうえで、2025年度中の着工を目指し12月8日の週に委員会としてルートを決定した後、その翌週の12月15日の週に与党のプロジェクトチームとしてルートを正式に決定する方針を確認した。

1〜10月訪日客数 過去最速で3,000万人突破 10月331万人

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、10月の訪日客数は331万2,000人に上り、単月として過去最多だった7月の329万2,602人を上回った。300万万人を超すのは3カ月ぶり。この結果、1〜10月類型でおよそ3,019万人に達し、3,000万人を突破した。
10月の訪日客を国・地域別にみると、韓国が最多で73万2,100にんだった。回復が遅れていた中国も58万2,800人と2番目に多かった。

ソニーG KADOKAWA買収検討 豊富なコンテンツ取り込み狙い

ソニーグループが出版大手KADAKAWAの買収も視野に健闘していることが明らかになった。関係者によると、交渉はまだ初期段階と見られる。エンターテイメント事業を成長の柱に吸えるソニーが、アニメやゲームなどのコンテンツを豊富に保有するKADOKAWAを傘下に収めることで収益力を高めることが狙いとみられる。