三井住友建設は1月31日、フィリピンで施工中のマニラ首都圏地下鉄事業(フェーズ1)CP103工区で、トンネル掘削工事を開始したと発表した。
1月16日に開催されたトンネルボーリングマシンの発進式典には、フィリピン運輸省ジェレミー・レヒノ次官、フィリピン国軍ロメオ・ブラウナ参謀総長、二瓶大輔在フィリピン日本国大使館経済公司、坂本威午JICAフィリピン事務所長らが出席した。
2023年2月に起工式が開催されたCP103 工区は、ケソン市のアノナス駅、キャンプ・アギナルド駅(カティプラン駅から呼称変更)の駅舎工事を含むイーストアベニュー駅からオルティガスノース駅を結ぶ全長約6.5kmの地下鉄区間。
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千葉・佐倉市で「バイオ炭」製造の実証実験開始 農研機構
国の研究機関、農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)が千葉県佐倉市の協力を得て1月28日、「バイオ炭」を製造する実証実験を開始した。バイオ炭は、竹や木の枝などを600度程度の高温で長時間熱してつくった炭を加工したもの。
農地に播くことで土壌の水はけが良くなるとされている。また、植物を炭にすることで成長の過程で吸収した二酸化炭素(CO2)を大気中に放出せず固定することになり、気候変動対策としての効果があるとされている。
実証実験では佐倉市が提供する間伐された竹や梨農園で剪(せん)定された枝などを使ってバイオ炭を製造するほか、地域の農家に利用してもらい、農産物の収穫量の変化なども確かめるという。