政府は3月12日、コメの輸出目標を2030年に、2024年実績の約8倍に相当する35万トントする方針を自民党農林部会などの合同会議で示した。輸出向けの生産を拡大して需給の逼迫時には国内消費に充てるなど、食料の安定的な供給体制を整えることを目指す。農林水産物や食品全体の輸出額は、2030年に5兆円とする目標は据え置いた。食料自給率(カロリーベース)についても、2030年に45%とする目標を継続する。
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ホンダ EVシフトで中国・広州市のエンジン工場生産半減
椿本チエイン 7時間飛行 産業用ドローン 車エンジン搭載
椿本チエインは3月11日、ガソリンエンジンを搭載した産業用ドローンの製造・販売に参入すると発表した。ドローンでは主流のバッテリー搭載の、30分程度が限界とされる電動型と比べ、エンジン型では最長で7時間もの長時間の飛行で、電動型の約2.5倍の50kgまでの重い荷物の輸送が可能という。災害現場や老朽化が進むインフラ施設の点検などでの活用を見込んでいる。2030年からの販売を目指す。
同社は1月、このドローンを研究開発している会沢高圧コンクリート(所在地:北海道苫小牧市)と独占的に製造・販売できるライセンス契約を締結。本業のチェーンを組み込んだ自動車エンジン用システムの開発や生産で培ったノウハウを新分野で生かすのが狙いで、今後、生産体制の構築のに乗り出す。