理化学研究所(理研)、東大、北海道大の共同研究グループは1月22日、アンモニアを合成する極微金属クラスター触媒を創製し、これを用いてアンモニアを低い温度でも持続的に合成することに成功したと発表した。これは極微サイズの金属クラスターの新しい合成手法を提案し、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニア燃料の合成を温和な条件下で可能にするもので、省エネや脱炭素社会への貢献が期待される。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
インド ムンバイ〜アーメダバード高速鉄道全用地取得完了
関西の23年倒産企業3年ぶり2,000社超え 前年比33.5%増
23年「飲食業」倒産71%増の893件で過去最多を更新
東京都 都有地に水素の製造・供給設備を整備3基稼働へ
ネイチャー「ことしの10人」に大阪大学・林克彦教授も
大阪府・市が「ライドシェア」制度案 年内に国に提案
大阪府と大阪市は12月14日、大阪市役所で幹部による会議を開き、2025年大阪・関西万博の半年前から期間中に限定した「ライドシェア」導入に向けた制度案をまとめた。大阪府・市は年内にこの制度案を国に提案するとしている。
この骨子は①府内の全域を対象に、24時間運行する②実施主体はタクシー会社だけでなく、同等の運行管理体制を確保できる事業者の新規参入を認める③雇用形態は業務委託も可能と一方、安全性を確保するため、事業主体が運送サービス全般に責任を持ってドライバーと契約することで、役割や責任の分担を明確化する④需要と供給に応じて運賃が変動する「ダイナミックプライシング」と呼ばれる仕組みを導入するーなど。