パーソルキャリアの8月の転職求人倍率調査によると、企業の求人数は前月比1.5%増となり、2カ月ぶりに過去最高を更新した。また、求人倍率は2.38倍と過去2番目の水準だった。求人が増えているのは、インボイス(適格請求書)制度の開始を10月に控え、経理支援システムを売り込む人材の拡充など企業の求人意欲が高まっているため。9月以降も人手確保の動きは旺盛になる見通しという。
「転職」カテゴリーアーカイブ
8月の派遣時給 三大都市圏で4.3%上昇し1,680円, いぜん強含み
60〜80代の職探し 48.5%「経済的な理由」年金だけでは…
年収500万円以上で高まる転職割合 23年度「経済財政白書」
45〜64歳の転職希望者5年で3割増 終身雇用の優位薄れ
6月求人広告17.6%増 26カ月連続前年上回る 都市部から地方へも
6月三大都市圏 アルバイト・パート時給2.8%高 夏のイベント需要
5月有効求人倍率1.31倍 2カ月ぶり低下 失業率2.6% 前月同水準
5月求人広告25.1%増 経済活動再開でサービスなど採用意欲旺盛
5月三大都市圏のバイト時給2.4%上昇 飲食と深夜帯に求人旺盛
リクルートがタウンワークなどの掲載情報をまとめた、5月の三大都市圏(首都圏、東海、関西)のアルバイト・パート募集時平均時給は、前年同月比27円(2.4%)高の1,150円だった。新型コロナウイルス感染症法上の「5類」移行により、飲食店の営業時間が広がり、深夜帯の求人が旺盛だった。訪日外国人客の増加を見込んだ求人意欲も反映した。
職種別では飲食店など「フード系」が1,111円と56円(5.3%)上昇し、3カ月連続で過去最高を更新した。「販売・サービス系」でコンビニスタッフが35円(3.5%)高、「アパレル販売」が42円(4.1%)高となった。観光ホテルの「製造・物流・清掃系」は34円(3.0%)上昇し1,154円となった。