中国のドローン新興企業、億航智能(イーハン)は、中国民用航空局(CAAC)から電動垂直離着陸機(eVTOL=イーブイトール)「空飛ぶクルマ」の型式証明を取得したと発表した。取得したのは同社が開発した「EH216−S」。この機体は2人乗りで、航続距離は30km。これにより、空飛ぶクルマの観光用途をはじめ商用利用が視野に入ってきた。
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青山商事 トウモロコシ由来の生地使用のウール混高機能スーツ
青山商事(本社:広島県福山市)は10月12日、植物由来のトウモロコシ原料を用いた繊維を使用し、高機能性も備えたサステナブルスーツを、同日より「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサルランゲージ」の店頭および公式オンラインストアで販売すると発表した。
このスーツ企画には米国デュポン社が開発した植物由来の高機能ポリエステル繊維「Sorona(R)(ソロナ)」を採用することで、石油化学原料の使用量を削減。ソロナは工業用のトウモロコシから抽出したデンプンを使用しサステナブル繊維素材であるだけでなく、ストレッチ性と防シワ性も兼ね備えているという。価格は、ポリエステル70%・ウール30%混スーツで税込み4万3,890円。
トヨタと出光興産 EV用「全固体電池」の量産化で協業
富士通・理研 独自の生成AIに基づく創薬技術を開発 世界に発表
京セラ ワイヤレス電力伝送システムを実現する基礎技術を開発
スズキ スカイドライブと「空飛ぶクルマ」で製造協力
米モデルナ コロナとインフル混合ワクチン 初期・中間治験
都立大など 植物由来でリサイクル,強度・伸びに優れたポリエステル
ペロブスカイト太陽電池 事業化へ技術連携コンソーシアム発足
東大など 10/4からEV ”走行中充電” 初の公道で実証実験 千葉・柏市
脱炭素社会の実現に向け、電気自動車(EV)普及のカギを握るのが充電インフラ整備。この一環として、共同研究を進めている東京大学、大手自動車部品メーカー、大手不動産会社などによる、車を走らせながら充電できる最新の技術で全国初の公道上での実証実験が、10月4日から千葉県柏市で始まることになった。
これはEVの車体の下に導線のコイルが取り付けられ、道路の下に埋め込まれた別のコイルから”電磁誘導”される仕組みで、走行しながら充電することができる。これまでは大学構内で実験を行ってきたが、柏市の協力を得て、つくばエクスプレス、柏の葉キャンパス駅前の市道の交差点に電気を送るコイルを埋め込み、公道上での実証実験が実現することになった。
実験は4日以降、2025年3月まで行われ、充電がどの程度できるかなど確認する。現在の装置では導電側と受電側のコイルが1秒間重なると、車がおよそ100m走行できるだけの充電ができ、10秒間重なるとおよそ1km分の充電が可能という。