大林組 3Dプリンターで曲面の壁も 工期大幅短縮

大林組は11月18日、壁などを建設用3次元(3D)プリンターでつくった建屋、大林組技術研究所(所在地:東京都清瀬市)で建設中の床面積約30㎡の実証棟を公開した。
3Dプリンターだけで建設する建物として、建築基準法に基づく国土交通大臣認定を取得した。3Dプリンターは複雑な曲面の壁を簡単に製作することができるため、従来工法と比べて、型枠の作製に要する時間やコストを抑えられ、工期の大幅な短縮が期待できる。