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駐韓大使が一時帰国 釜山の少女像設置の対抗措置

駐韓大使が一時帰国 釜山の少女像設置の対抗措置

韓国・釜山の日本総領事館前に、2015年末の日韓両政府の合意に反する、慰安婦問題を象徴する少女像が設置された問題を巡り、長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山総領事が1月9日、一時帰国した。長嶺氏は帰国に先立ち、ソウルの金浦空港で記者団に「少女像の設置は極めて遺憾だ」と述べた。
これは、像設置および韓国政府が像撤去へ動かないことへの対抗措置。大使らは10日以降、状況を報告し、一時帰国の期間など今後の対応を協議する見通し。
駐韓大使が韓国政府への抗議の一環で一時帰国するのは、2012年8月に李明博(イミョンバク)大統領(当時)が竹島に強行上陸して以来。

中国空母「遼寧」が南シナ海で初の発着艦訓練実施

中国空母「遼寧」が南シナ海で初の発着艦訓練実施

中国海軍は1月2日、空母「遼寧」が南シナ海で戦闘機や艦載ヘリなど艦載機の発着艦訓練を行った。
遼寧はこれまで東シナ海などで艦載機の発着艦訓練を実施してきたが、南シナ海では今回が初めて。領有権を主張する南シナ海で軍事力を誇示することで、南シナ海問題などを巡り対中強硬発言が目立つドナルド・トランプ次期米大統領の就任式(1月20日)を控え、同氏をけん制する狙いがあるとみられる。

インドネシア・ジャカルタ沖で船が炎上、23人死亡

インドネシア・ジャカルタ沖で船が炎上、23人死亡

インドネシアの首都ジャカルタ沖で1月1日、観光客ら約240人を乗せた船が炎上し、23人が死亡、17人が負傷した。さらに17人が行方不明になっており、救難当局が捜索にあたっている。
救難当局によると、船はジャカルタから北西へ約50㌔㍍のティドゥン島へ向けて出港した直後、エンジン付近で爆発が起き、出火した。

海上自衛隊の輸送艦「くにさき」ベトナム入港

海上自衛隊の輸送艦「くにさき」ベトナム入港

 南シナ海に臨むベトナム中部ダナン市に6月6日、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が入港した。米軍、オーストラリア軍とともに、自衛隊員らは同市内で医療支援活動を行う。

   この活動は米海軍が主導する「パシフィック・パートナーシップ」の一環で、日米豪約300人の隊員は15日まで滞在し、病院での公衆衛生教育や文化交流を行い、海洋安全保障で連携する3カ国がベトナム支援を通じて間接的に中国をけん制する。ベトナムでの活動終了後は、7月15日までカンボジアとフィリピンを訪問する。