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タカラレーベン バンコクで4件目, 798戸分譲マンション

タカラレーベン(本社:東京都千代田区)は5月21日、タカラレーベンタイランド(本社:タイ・バンコク)とともに、ASSETWISE PUBLIC COMPANY LIMITED(本社:タイ・バンコク、以下、ASSETWISE社)と共同で、タイ・バンコクで4件目となる分譲マンション開発事業「Modiz Vault Kaset Sripatum」に参画すると発表した。
同プロジェクトはバンコク中心部の北東約9kmチャトチャック区「ラットヤオエリア」に立地。敷地面積8,592㎡、鉄筋コンクリート造地上21階建と7階建ての2棟構成、総戸数798戸(商業店舗11区画含む)の規模を誇る。

日本旅行 台湾 静宜大学と包括連携協定 教育・交流で協働

日本旅行(本社:東京都中央区)は5月20日、台湾・台中市で国際教育に重点を置く静宜大学と包括連携協定を締結したと発表した。これにより両者は、相互に協力し、学生の教育機会拡充や国際交流、相互の地方創生事業の推進等に向け協働していくで地域課題の解決と持続的発展に寄与する。

4月首都圏新築マンション平均価格7,412万円で高水準

不動産経済研究所によると、4月に首都圏1都3県で発売された新築マンションの平均価格は、前年同月比335万円(4.3%)下落、2カ月連続前年を下回った。ただ、これは昨年都内で高額物件の発売が相次いだ反動で、建設コストの上昇は続いており、価格はいぜん高水準にとどまっている。
都県・地域別にみると、東京23区の平均価格は前年同月比22.1%下落の9,168万円、埼玉県が同8.8%下落の5,088万円となった。一方、千葉県は7.3%高の4,929万円、神奈川県が5.2%高の6,093万円、東京都の23区を除いた地域が4.5%高の5,814万円の水準となっている。

4月パソコン出荷台数14.1%増 3カ月連続プラス JEITA

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、4月のパソコン(PC)出荷台数は前年同月比14.1%増の51万2,000台だった。出荷金額は同20.4%増の666億円だった。台数・金額ともに3カ月連続プラスとなった。
出荷台数の約88%を占めるノートPCの出荷が21.4%増の44万7,000台、出荷額は33.1%増の578億円と大きく伸びた。新型コロナウイルス禍の在宅勤務の推進で導入された法人向けノートPCの買い替え需要が好調だった。
一方、デスクトップPCの出荷は19.7%減の6万4,000台、出荷額も25.6%減の89億円にとどまった。台数・出荷額いずれも7カ月連続で前年割れとなった。

京大 iPS細胞から精子, 卵子のもと大量作製成功, 医療応用

京都大学高等研究院の斎藤通紀教授らのグループは5月21日、ヒトのiPS細胞から卵子、精子のもとになる細胞を大量につくり出す方法を開発したと発表した。これにより、将来的に不妊治療など医療への応用が期待される。
グループはヒトのiPS細胞から生殖細胞のもとになる細胞をつくり、さらに卵子のもとになる「卵原細胞」に変化させる方法を開発しているが、できる細胞の数が少ないことが課題だった。今回グループは、様々な細胞の分化を助ける働きをする「BMP」というタンパク質を加えて培養したところ、課題だった「卵原細胞」を大量に作製することに成功したという。細胞の数は4カ月の培養期間でおよそ100億倍に増えた。また、同じ方法で精子のもとになる細胞も大量に作製することができたとしている。

EU 世界初のAI包括規制法成立 信頼できるAIの普及へ

欧州連合(EU、本部:ベルギー・ブリュッセル)は5月21日、加盟国の閣僚らでつくるEU理事会で、世界で初めて人工知能(AI)を包括的に規制する「AI法」を承認し、成立させた。これは生成AIで制作した画像の明示を義務付け、違反時には世界年間売上高の最大7%か、最大3,500万ユーロ(約60億円)のいずれか高い方を制裁金として科す。2026年から適用される見通し。
AI法は、民主主義や基本的人権、法の支配を守りながら、人間を中心にして信頼できるAIの普及を目的とする。市民の権利を守るために規制し、事業者に説明責任などの義務を課す。
日本をはじめ多くの国がルールづくりを模索する中、4億5,000万人の域内人口を擁するEUの新たなルールは今後”世界標準”になる可能性もある。

大創産業 DAISOグアム1号店5/18開店 26年までに5店出店

大創産業(本社:広島県東広島市)は5月21日、グアム国際空港から車で5分ほどに立地するショッピングモール1階に18日、DAISOのグアム1号店「DAISO Village of Donki店」を開店したと発表した。グアムの出店は初で、2026年までにグアムで5店舗の展開を目指す。1号店の売場面積は436㎡(約132坪)、営業時間は10時〜21時。
同社は「DAISO」、「Standard Products」、「THREEPPY」を3本柱とし、2023年12月現在、日本を含む世界26カ国・地域に5,350店舗(国内4,360店、海外990店、うちDAISOは国内3,813店、海外962店)を展開している。

ペロブスカイト型太陽電池 官民協議会設立 経産省主導

斎藤健経済産業相は5月21日、次世代型のペロブスカイト太陽電池の導入拡大に向けて、官民で協議会を設立すると発表した。協議会は5月下旬に立ち上げ、導入目標や価格目標を策定する。国内でサプライチェーン(供給網)を構築し、海外市場の獲得も狙う。
協議会にはペロブスカイト太陽電池開発にすでに参入しているメーカーのほか、再生可能エネルギーの導入に積極的な自治体、空港や鉄道などの業界団体などが加わる。

2者のCO2分離回収型水素製造装置実用化案 NEDOが採択

三菱化工機(本社:神奈川県川崎市)は5月20日、次世代型膜モジュール技術研究組合(所在地:京都府木津川市、以下、MGM組合)と協働提案した「高圧用CO2分離膜の水素製造システムへの適用性検討」が、新エネルギー・産業技術総合開発気候(以下、NEDO)が、公募した「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2分離・回収技術の研究開発/二酸化炭素分離膜システム実用化研究開発」の助成事業として採択されたと発表した。この助成事業で両者はCO2分離型水素事業の実証事業を共同で実施する。MGM組合が開発したCO2分離用分子ゲート膜を、三菱化工機が保有する水素製造装置へ組み込んだCO2分離回収型水素製造装置の開発を進め、2028年度中の商業利用開始を目指す。

スタジオジブリに「名誉パルムドール」仏カンヌ映画祭

フランスで5月14日から始まった世界3大映画祭の一つ、カンヌ映画祭で20日、「千と千尋の神隠し」をはじめ、およそ40年にわたり数多くのアニメーション作品を生み出したスタジオジブリに、「名誉パルムドール」が授与された。
授与式でトロフィーが授与されると、会場の参加者は総立ちとなり温かい拍手が送られた。スタジオジブリから宮崎駿監督の長男、吾郎氏らが参加した。名誉パルムドールは映画監督や俳優など、映画界への多大な貢献を称える賞。カンヌ映画祭によると、個人ではなく法人・団体に授与されるのは初めてという。