熊本大学の研究グループはこのほど、これまで圧倒的に男性に多いとされてきた血管の病気、大動脈解離について、実際には男女で発生率に差がないとする分析結果を米国の医学誌に発表した。グループは多くの患者を受け入れている宮崎県延岡市の県立延岡病院で大動脈解離と診断された患者と、死後に大動脈解離とわかった人を合わせて分析した。
その結果、2008年から2020年までの間に大動脈解離になった患者は男性が129人、女性が137人だった。人口比などを調整した発生率は年間10万人あたり男性が16.7人、女性が15.7人と男女でほぼ差がなかったという。
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23年中国化粧品市場7.9%増の4兆円 ネット通販4割弱に
TPCマーケティング・リサーチ(所在地:大阪市西区)の調査によると、2023年の中国化粧品市場は、前年のマイナス成長から一転、前年比7.9%増の4兆30億円となる見込みだ。
中国化粧品市場は、新型コロナウイルス禍のもとで取られたゼロコロナ政策による主要都市で”ロックダウン”(都市封鎖)が実施された結果、大きな打撃を受けた。その結果、2022年の市場規模は前年比3.6%減の3兆7,100億円にとどまった。ここ10年で初めてのマイナス成長となった。
これをチャネル別にみると、オフライン販売はロックダウンの影響で低迷。とりわけ百貨店・」ショッピングモールチャネルでは、カウンセリング販売を中心に展開してきたブランドが、業績不振で化粧品販売コーナーから次々に撤退した。一方、オンライン(ネット通販)チャネルは経済停滞の中でも堅調に推移シており、市場全体のケル構成比が4割近くになっている。