明治は3月1日、チョコレート菓子「きのこの山」「アポロ」の海外での販売地域拡大のため、メイジセイカ・シンガポール(所在地:シンガポール)に約10億円を投資し、海外初のこれらの製造ラインが2022年12月に稼働したと発表した。
これまでこれらの製品は日本で製造し、海外へ輸出・販売していた。今回、「ハラル認証」など海外の食品法規との違いにより一部の国への輸出・販売ができなかった課題を解決し、さらに多くの国への供給が可能になった。
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ラピダス 北海道千歳市に最先端半導体新工場建設へ
トヨタ自動車、ソニーグループ、NTTなど8社が共同出資し、最先端半導体の国内生産を目指しているラピダス(本社:東京都千代田区)の小池淳義社長は2月28日、北海道庁を訪問、鈴木直道知事と面会し、千歳市の工業団地に量産拠点となる世界最高水準の新工場を建設することを決めたと伝えた。
同団地は新千歳空港に近く、近隣にはデンソーをはじめ自動車関連の産業集積、部品製造会社などが数多く進出しているほか、水資源にも恵まれている半導体産業にとって極めて良好な立地環境と判断した。
ラピダスはベルギーの国際的な研究機関、imec(アイメック)や米IBMとも提携。工場や研究拠点の整備を進める方針を示しているほか、国からも当初の設備整備として700億円の補助を受け、最終的に同プロジェクトに国は3,000億円筒度を投資する。今後量産に向けて5兆円規模の投資が必要になるとみられる。ラピダスは「2ナノ」と呼ばれる最先端の演算用半導体の量産を掲げている。