飛島建設(本社:東京都港区)は6月6日、KDDIスマートドローンの共同で、非GNSS環境下かつモバイル通信不感地域でも適用可能な全自動型ドローンと衛星ブロードバンドインターネットを活用したインフラ遠隔自動点検システムを開発したと発表した。このシステムは、あらゆる場所でのドローンの自律飛行、遠隔・リアルタイムな飛行制御や映像配信、ならびに空撮データの一元管理と空撮データに基づく物体検出・変状検出が可能で、点検の省力化・高度化が実現できる。
「つなぐ」カテゴリーアーカイブ
三菱重工 タイ電力公社とMOU 水素混焼技術導入で
日本料理店チェーン,マグログループ タイ2部市場に上場
三井住友建設 水循環式バイオトイレ開発 インフラ不要
河村電器 ベトナムの産業用,FA機器の卸売2社を子会社化
ボーイング 初の有人宇宙船打ち上げ 宇宙飛行士2人ISSへ
ルネサスとIITH インド半導体産業の成長目指し産学連携
大阪ガス SOECメタネーションのラボ装置で試験開始
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は6月5日、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)とともに採択された、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」の「SOECメタネーション技術革新事業」のもと、開発を進めるSOECメタネーションのラボスケール試験装置を完成し、試験を開始したと発表した。
SOECメタネーションは、SOEC電解装置で再生可能エネルギー等を用いて水やCO2を電気分解し、生成した水素や一酸化炭素から、メタン合成反応装置で触媒反応を用いてe-methane(以下、e-メタン)を合成する技術。今回製作したラボスケール試験装置のe-メタン製造能力は0.1Nm/hで、一般家庭2戸相当のガスを製造できる。
長崎県「ドローン特区」に「レベル4」で利便性向上も
世界半導体市場 24年は過去最高の95兆円規模 AIが牽引
世界の有力半導体メーカーで構成する世界半導体市場統計(WSTS)は6月4日、2024年の半導体市場が前年比16%増の6,112億ドル(約95兆円)になるとの見通しを発表した。2023年11月に公表した従来予測から上方修正した。生成AI(人工知能)への投資が活発で需要が拡大する。プラス成長は2年ぶり。2024年の市場規模は過去最高だった2022年を上回る。2025年も引き続き伸びが見込まれ、市場規模は2024年比12%増の6,873億ドルと過去最高を更新する見通し。
2024年の日本市場(円ベース)は前年比5%増の約6兆8,670億円を見込む。政府の補助金によって半導体投資が活発化しており、2025年は9%増の約7兆5,088億円となる見通し。