政府は、経済的な支援を厚くして転職へのハードルを下げ、成長産業への労働移動を促すため、雇用保険の失業給付について、転職など自己都合の退職時でも迅速に支給できるようにする検討に入った。現状では給付開始までに原則2カ月以上かかる。だが、今後は勤務先企業の倒産や解雇といった会社都合での7日間と同水準にする。
「転職」カテゴリーアーカイブ
2月 有効求人倍率1.34倍 転職増で低下,失業率2.6%に
2月中途求人倍率2.15倍 転職希望増で2カ月連続低下
2月の派遣時給も最高 4カ月連続 訪日客関連で活気
1月派遣時給2.1%高 3カ月連続で最高更新 IT系高
派遣社員の平均時給1,413円 IT系1,989円,昇給は24%
エン・ジャパン(本社:東京都新宿区)は1月31日、運営する派遣情報サイト『エン派遣』上で、現在働いている人を対象にアンケート調査を行った「派遣の給料・時給」の結果を発表した。調査は2022年12月2日〜2023年1月2日に実施。815名から回答を得た。
この概要は①平均時給について、派遣を本業としている人は1,444円、副業の人は1,331円で、平均1,413円②職種別では「IT・エンジニア系」が1,989円で最高、「医療・介護・福祉・教育系」が1,657円、「オフィスワーク・事務系」が1,453円、「営業・販売・サービス系」が1,367円③月収について、派遣を本業としている人で最も多いのは「15万〜20万円未満」。副業の人は「5万〜10万円未満」④前年同期より「給料がアップした人」は24%、「変わっていない」61%⑤給料アップの要因について、第1位は「時給の高い仕事への転職」45%。
近畿22年の有効求人倍率1.12倍 3年ぶり前年上回る
22年の有効求人倍率平均1.28倍で4年ぶり前年上回る
パーソル 転職求人倍率12月は2.54倍 前月比+0.31pt
「23年の転職市場は活性化する」8割 ビズリーチ調査
中途採用・転職サイトを運営するビズリーチ(所在地:東京都渋谷区)は12月7日、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイトに登録するヘッドハンターを対象に実施した、中途採用・転職活動に関するアンケート結果を発表した。有効回答数は394。
これによると①人事に加え「採用現場の責任者が採用活動に関わる企業が増えた」97.0%②「採用現場の責任者が直接的に採用活動に関わることは採用成功につながる」97.1%③2023年1〜3月の中途採用活動は「活性化する」80.4%④2023年1〜3月の転職活動は「活性化する」81.8%ーなどとなった。
詳細をみると、1年前と比較して人事だけでなく「採用する部門(現場)の責任者が主体的に採用に関わる企業が増えたか?」の質問に、「増えた」(34.4%)、「どちらかといえば増えた」(62.6%)を合わせ、増えたと回答したヘッドハンターが97.0%に上っている。
「即戦力採用において、採用する部門(現場)の責任者が主体的(直接的)に関わることは、採用成功につながるか?」の質問に、「つながる」(72.9%)、「どちらかといえばつながる」(24.2%)を合わせ、つながると回答したヘッドハンターが97.1%に達した。
2023年1〜3月の中途採用活動については、「活性化する」(30.7%)および「どちらかといえば活性化する」(49.7%)を合わせ、81,8%が活性化すると答えている。また、同時期の求職者の転職活動については、「活性化する」(27.5%)、「どちらかといえば活性化する」(61.3%)を合わせ、81.8%が活性化すると回答している。
動きが活発な業種・職種はIT、インターネット、製造業、コンサルティング、サービス、金融関連業。